アフリカの打楽器「ジェンベ」ワークショップ-ダンスとのコラボも

都内の幼稚園でジェンベを披露する山本智紀さんと「ジェンベクラス」の生徒たち

都内の幼稚園でジェンベを披露する山本智紀さんと「ジェンベクラス」の生徒たち

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 アフリカの打楽器・ジェンベのパーカッショニスト山本智紀さんによる初心者向けワークショップ「ジェンベ日曜クラス」が2月3日より、めぐろパーシモンホール(目黒区八雲1)内練習室で開講する。

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 山本さんは、元は大学で建築を専攻していたという異色のパーカッショニスト。インドネシアのケチャックダンス(ケチャ)の音楽性に衝撃を受け、本場のケチャを見るためインドネシア・バリ島へ。そこでジェンベと出会った。2000年からは、ジェンベの本場・西アフリカのギニア、セネガル、マリ、ブルキナファソ各国で修業。帰国後はジェンベのレッスンをはじめ、東京周辺の学校施設や障害者施設などでワークショップの生徒たちとともに演奏活動を行っている。

 同ワークショップは、めぐろパーシモンホールを練習拠点に年数回開講し、初心者向けの「日曜クラス」と初級~上級者向けの「火曜クラス」を開設。今回開講の日曜クラスでは、ジェンベの使い方や構造、基本のたたき方などからレクチャーする。

 ジェンベには演奏用譜面はなく、伝統的な曲は高音・中音・低音の3種類の音を組み合わせて演奏する。山本さんによれば「基本的なたたき方がマスターできれば、ほかの楽器や参加者たちとリズムセッションが楽しめるようになる」という。

 今年1月から開講中の「火曜クラス」では、ギニア出身でヨーロッパなどでも活躍したアフリカンダンサー、テオドール・バーさんを迎え、山本さんとテオドールさんの生徒によるコラボレッスンも行う。「ジェンベは一人でも演奏できるが、みんなでやるともっと楽しい。さらにお互いを知ると、音もより深くなる。さまざまな職業の生徒さんが参加しているので、ジェンベを通して『人と人』もつながっていってくれれば」(山本さん)。

 日程は、2月3日・17日・24日・3月2日・9日・16日の6回。時間は19時30分~22時。18時から、初心者を対象にした基礎練習時間も設けている。参加費は、1回=3,000円、全6回=16,000円。ジェンベは、1回1,000円でレンタルも行う。要予約。

たむたむちんぱんじー(山本智紀さん公式サイト)

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