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学芸大の書店で住山洋さん写真展 自作ピンホールカメラで捉えた自然風景

写真家・住山洋さんの写真展「Sea of Tranquility-静かの海-」から、「Vestige <#221>  」

写真家・住山洋さんの写真展「Sea of Tranquility-静かの海-」から、「Vestige <#221> 」

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  東横線・学芸大学駅東口にあるグラフィックデザイン系専門書店「BOOK AND SONS(ブックアンドサンズ)」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で2月10日、写真家・住山洋さんの写真展「Sea of Tranquility-静かの海-」が始まる。

「Sea of Tranquility-静かの海-」から、作品「Path <#214> 」

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 住山さんは1973(昭和48)年京都生まれ。1995年渡米し、ニューヨークで活動。2000年代中頃から写真に魅せられ、2008年にマンハッタンにある国際写真センター(ICP)を卒業。自ら設計・製作したピンホールカメラを使い、そのソフトフォーカスの特性を生かした撮影方法で自然風景、都市風景、建築などをテーマにした作品を発表している。

 同展では、住山さんが2015年まで活動拠点としていたニューヨークで撮りためてきた作品から、自然が持つ静かな情景を大判フィルムで捉えたシリーズ「Vestige」「Path」など12点を展示。撮影に使ったピンホールカメラやネガなども併せて展示し、撮影時の雰囲気も味わえる構成となっている。

 住山さんの作品について、同店担当者は「住山さん自身が暗室で焼き付けた写真はデジタルとは違った優しい風合いがあり、まるでカメラの前の空間が詩的な写真へと生まれ変わったような印象を受ける」と話す。会場では展示作品を紹介した図版を販売するほか、展示初日には住山さんが在廊を予定している。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。今月25日まで。

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