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自由が丘で国産バッグブランドの期間限定店 外国で支持受ける技術とデザイン

バッグブランド「SOUTHERN FIELD INDUSTRIES」のラインアップと、同ブランドを手掛ける岡田学さん

バッグブランド「SOUTHERN FIELD INDUSTRIES」のラインアップと、同ブランドを手掛ける岡田学さん

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 日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、国産バッグブランド「SOUTHERN FIELD INDUSTRIES」の期間限定ポップアップストアがオープンしている。

キャンバス地のショルダーバッグ「サッチェル」

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 「SOUTHERN FIELD INDUSTRIES(サザン・フィールド・インダストリーズ)」を手掛けるデザイナーで職人の岡田学さんは、競走馬向けの馬装品(馬具)製作工場を経営していた父の下でものづくりを学び、2008年に同ブランドを創業。競走馬の調教道具やレース用資材といった縫製品を数多く手掛けてきた技術と経験を生かし、オリジナルのバッグ作りを始めた。

 バッグは競馬や乗馬関係者を中心に支持を集めたが、「自分のブランドをもっと広く知ってもらえたら」と2011年、米国のハンドメード製品マーケットプレイス「Etsy」に出店。バッグの形の美しさやデザイン性で北米エリアの顧客が増え、仏パリで毎シーズン展示会を行うなど日本よりも先に、海外のバイヤーや顧客から評価を得るバッグブランドに成長した。

 主なバッグのラインアップに使う素材は、張りとコシのある丈夫なキャンバス地・6号帆布。バッグ本体の重さは400グラム程度と軽量で、機能性やデザインは「常に改良に改良を重ねている」とこだわりを見せる。デザインから裁断、縫製まで岡田さんと妻の恵子さんが全て手掛け、「手間と時間を惜しむことなく時代に左右されないものづくり」を目指しているという。

 今回取り扱う商品は、ショルダーバッグタイプの「サッチェル」(1万8,000円)、縦型シルエットのトートバッグ「ショッパー420」(2万4,500円)、バケツ型でサイドポケットなどにも工夫を凝らした「バックパック」(3万円)など。ヌメ革製アイテムもあり、「ショルダーバッグ スモール」(3万円)、 ポケットに入れてもかさばらないスリムな「スタッドウォレット」「フラップウォレット」「コインウォレット」(以上1万円)など(価格は全て税別)。

 岡田さんは「きっと皆さんがイメージする『キャンバス地のバッグ』とは違うと感じていただけるのでは。性別・年齢に関係なく、もっと気軽に使っていただけたら」と話す。

 営業時間は11時~20時(最終日は19時まで)。3月2日まで。

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