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駒沢公園で「中華春節燈籠祭」 ランタンライトアップ、中華八大料理屋台出店も

東京で初開催となる「中華春節燈籠祭・東京燈会」イベントポスター

東京で初開催となる「中華春節燈籠祭・東京燈会」イベントポスター

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  中国のランタン展示や中華八大料理などが楽しめるイベント「中華春節燈籠祭(とうろうさい)・東京燈会(とうかい)」が2月16日・17日、駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)・中央広場で開かれる。

中華八大料理が楽しめる屋台で提供するフードメニュー

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 中国の春節(旧正月)のフィナーレを飾る伝統行事「元宵節(げんしょうせつ)」は、春節から数えて15日目の満月の日に当たり、中国各地では灯籠(ランタン)祭などが行われ、ランタンをともして1年の吉祥を祝う習慣がある。東京で初開催となる同イベントでは、会場をランタンでライトアップし、中国歌舞団による伝統芸能のステージや中国無形文化遺産の工芸品・芸術品の展示、中華八大料理が楽しめる屋台など「観光で訪れるような感覚で中国文化を体験できる」ブースを展開する

 会場には、中国最大のランタンフェスティバル「自貢燈会」で知られる四川省自貢市で製作された高さ約5メートルの大型ランタン(9基)と、地元・世田谷区の小学生たちが絵を描いたランタン約1000個を飾る。大型ランタンは、中国四大奇書といわれる「三国志演義」「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」をテーマに職人が手作りしたもので、本場の飾りランタンを見ることができる。

 フードブースは、中華料理の一般的な区分「八大菜系」(八大料理)ごとに数種類ずつメニューを用意、リーズナブルな価格帯で楽しめる屋台形式で提供する。メニューは、200食限定の湖南(こなん)料理「ピリ辛豚角煮」(1,200円)、特製ソースを絡めた四川料理「ヨダレ水ギョーザ」(700円)、本場の作り方で提供する広東料理「広東風焼きそば」(700円)、福建料理「ココナツミルク」(300円)など。

 そのほか、中国で古くから遊ばれてきた羽根蹴り「ジェンズ」など日中のおもちゃを集めた遊びの広場や中国各地の文化などが学べるスタンプラリー(子ども向け)なども。

 主催者は「中国を普通の単一国と間違えている日本人は多いが、中国は56の民族から成る共和国であり、さまざまな文化が集合した国。それぞれの地域には多種多様な特徴や伝統文化がある。今回のイベントではさまざまな中国文化に触れ、本当の中国を理解していただく場になれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~21時(最終日は20時まで)。入場無料(飲食ブースは有料)。

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