短編映画や自主制作映画などにスポットを当てた上映会「週末名画座」が4月27日・28日、奥沢の多目的スペース「Factory」(世田谷区奥沢8)で行われる。
「Factory」は、子ども番組やTVCM、ミュージックビデオなどを手掛けるクリエーティブ会社「ドローイングアンドマニュアル」(同)が1999年から撮影スタジオとして使っている場所。「アート、デザイン、広告、音楽、パフォーミングアーツ、ディスカッション、ワークショップの境目を無くす場所」をコンセプトに、同社による自主企画を開催するスペースとして今年4月、運営を始めた。
上映会では、同社が制作プロダクションとして携わった作品の中から「映画のロケーション(=物語の舞台になった場所)」ごとに特集を組み、今後、月1回のペースで定期上映を計画する。
第1弾は新潟・西浦(にしかん)区が舞台の3作品、「ハモニカ太陽」「にしかん」「ボケとツッコミ」を英語字幕付きで上映する。担当者は「今回の作品は新潟出身の方、豊かな日本を再発見したい方へ向けて選んだ」と話す。次回上映会では徳島を舞台にした映画を特集する予定という。
「週末名画座~新潟編~」プログラムは27日・28日共通で、13時~「ハモニカ太陽」(上映時間70分)、15時~「にしかん」(50分)、17時~「ボケとツッコミ」(時間未定)の6回上映で、定員は各回30人。入場無料。申し込みはイベント管理サービス「Peatix」の専用ページで受け付ける。