見る・遊ぶ 買う

イデーショップ自由が丘で染色家・柚木沙弥郎さん新作リトグラフ展 トークイベントも

染色家・柚木沙弥郎さんと仏パリのリトグラフ工房「イデム・パリ」とのコラボレーションによる新作リトグラフ展「Swing Slow, Sweet Sammy!」イメージ(写真右上は柚木さん)

染色家・柚木沙弥郎さんと仏パリのリトグラフ工房「イデム・パリ」とのコラボレーションによる新作リトグラフ展「Swing Slow, Sweet Sammy!」イメージ(写真右上は柚木さん)

  •  
  •  

 日本を代表する染色家・柚木沙弥郎さんと仏パリのリトグラフ工房「Idem Paris(イデム・パリ)」とのコラボレーションによる新作リトグラフ展「Swing Slow, Sweet Sammy!」が2月1日、イデーショップ自由が丘店(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-7555)で始まる。

同展作品から「自画像(EDT. 50)」

 柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)さんは1922(大正11)年東京生まれ。美術史を学ぶため東京大学に入学したが、戦争で学業の中断を余儀なくされ、1946(昭和21)年に大原美術館(岡山県)に勤務。そこで後の人間国宝となる染色工芸家・芹沢銈介の作品と出合ったのをきっかけに、思想家の柳宗悦が提唱した「民藝」に魅せられ、1947(昭和22)年、芹沢に弟子入り。以降、50年以上にわたって染色家としての活動を主軸に、絵本や版画、立体作品など幅広い分野で今も現役で創作活動を続けている。

[広告]

 2016(平成28)年に続き、今回で2回目となるイデー×柚木さん×イデム・パリとのコラボレーションによる同展。柚木さんが今回のために書き下ろしたという原画を元に、イデム・パリが制作した大小12作品を展示する。作品について柚木さんは「ただの壁紙のようなものでなく、その中に精神性があり、主張があるものにしたい。それでいて日常的なもの。加えて職人との交流を意識して描いた」と話す。

 イデム・パリは「パリの伝説的リトグラフ工房」として100年以上の歴史を持ち、マティス、ピカソ、ブラック、シャガール、ミロなどの巨匠から現代の作家までさまざまなアーティストの作品を制作していることで知られる。同展に先駆け、柚木さんはパリでの展覧会のため渡仏した際にイデム・パリを訪問。制作現場に触れ、「(リトグラフが)面白いのは、アーティストと職人が同等に関わって作品を作る。アーティストの原画に職人のセンスや技術が加わる。それで量産できるから、みんなが楽しめる。そういうところが、断然普通の絵画と違う」とも。

 作品は販売も行う。Sサイズ(作品本体270mm×400mm)=3万円、Mサイズ(400mm×560mm、860mm×270mm)=6万2,000円、Lサイズ(600mm×880mm)=12万円(以上、税別)。

 同展初日には、柚木さんによるトークイベントを同店「GALLERY AND BOOKS」で開催。トーク終了後、柚木さんを囲んでのレセプションも予定している。開催時間は18時~20時。入場無料、予約不要(先着順)。

 営業時間は11時30分~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)。3月2日まで。

SmartNews Awards 2019