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五本木小学校の保護者らが給食食材「小松菜」を販売 農家の思い伝えたい

写真は「門倉農園」園主の門倉周史さん。手にしている小松菜は200グラムで、今回販売する500グラムは約2束分に相当する

写真は「門倉農園」園主の門倉周史さん。手にしている小松菜は200グラムで、今回販売する500グラムは約2束分に相当する

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 目黒区立五本木小学校の保護者有志による「東京の給食応援団」は5月1日、新型コロナウイルスの感染防止拡大で臨時休業中の区内小中学校の学校給食で使われる予定だった小松菜の販売会を実施する。

 販売するのは、小松菜発祥の地といわれる江戸川区にある「門倉農園」の小松菜。同園の小松菜は、契約先のデパートや高級スーパーなどで販売されるほか、学校給食用に特別栽培・出荷されている。今回の販売分は4月の学校給食再開を見込んで3月時点で種をまいたもので、「4月だけで収穫分2~3トンが廃棄されてしまう見込み」という。

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 同園の小松菜は「苦みやえぐみが少なく、水分量が多い」のが特徴。園主の門倉周史さんが土作りにこだわった環境に優しい農法を実践しており、東京都による「東京都エコ農産物」「エコファーマー」に認定されているほか、農業の生産工程が適切に管理できていることを認証する「JGAP」、食の安全や環境保全に取り組む農場などに付与される国際認証「ASIAGAP」も取得している。

 「東京の給食応援団」代表の船水さんは「子どもたちの発育に欠かせない学校給食に新鮮で栄養価の高い野菜を提供してくだっている農家さんが困っていると聞き、できることがあるならばやらせてもらいたいと販売会を企画した」と話す。

 販売会は4月17日に始め、今回で3回目。緊急事態宣言を受け、感染リスクが高まる3密に当てはまりかねない販売会を行うことへの葛藤もあったと言う。「ただ、農家さんが大切に育てられた小松菜への思いと、それを助けたいと思う『ママネットワーク』の気持ちを考えると、リスクを最低限にできる方法を考え、新鮮でおいしい小松菜を皆さんの食卓にお届けすることで笑顔の数が増えるのではと考えた」とも。ただし、「購入後は立ち話しなどせず、すみやかに帰宅いただくよう協力いただきたい」と強く呼び掛ける。

 販売場所は、東横線学芸大学駅・西口にある「大衆酒場レインカラー」(目黒区鷹番3)の店頭。購入希望者は、事前に予約フォームから受け取り希望時間帯(10時~13時)、注文数量(1束500グラム=350円)を記入して注文する。3キロ以上の大口注文も受け付けており、目黒区内であれば6キロ以上の注文は配送にも対応する。

 予約フォームのリンク先は、自由が丘経済新聞のSNS(フェイスブック、ツイッター)で確認できる。

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