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精肉店「日山」が自由が丘に再出店 こわだりの和牛・国産牛を量り売り・対面販売で

自由通り沿い・旧「和風喫茶 亀屋万年堂茶房」跡にオープンした「日山 自由が丘店」

自由通り沿い・旧「和風喫茶 亀屋万年堂茶房」跡にオープンした「日山 自由が丘店」

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 自由が丘北口に精肉店「日山 自由が丘店」(目黒区自由が丘1)が8月8日、オープンした。経営は精肉加工・小売業の日山(中央区)。

対面販売で肉に関する疑問や献立の相談にも応じる「日山 自由が丘店」田村佳也店長

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 日山は1912(大正元)年に東京・人形町に創業。精肉卸売・小売りを手掛けるほか、本店には「ミシュランガイド東京」で10年連続ミシュラン1つ星を獲得している「すき焼割烹(かっぽう) 日山」を併設する。

 同社は精肉「日山」ブランドとして「ピーコックストア自由が丘店」(同2)に長年出店していたが、2017(平成29)年に閉店。「地域のお客さまに長年ご愛顧いただいていた」同エリアでの再出店となる。

 場所は、自由通り沿い・旧「和風喫茶 亀屋万年堂茶房」跡。売り場面積は約28平方メートル。店内の内壁は木を使い、「肉が一番きれいに見える」照明や、「お客さまにライブ感を見てもらいたい」と対面販売のカウンター越しに食肉加工の様子が見えるガラス張りのキッチンを備える。

 取り扱い商品は牛肉(和牛・国産牛)、豚肉(黒豚・ナチュラルポーク)、鶏肉(国産)で全て量り売り制。主力商品は和牛で、「サーロインすき焼き用・ステーキ用」(100グラム=2,160円)、「国産牛トモサンカク焼肉用」(同=864円)など。商品はギフト向け配送にも対応する。

 仕入れは、東京都中央卸売市場食肉市場のある港区港南にグループ内「日山畜産」の拠点を置いて直接買い付けを行い、「産地や格付けにとらわれない、お客さまにとって本当においしいと感じていただける精肉」にこだわる。

 合わせて、仕入れた和牛の生産者や味の特徴などをウェブサイト「日山ノート」で公開し、店頭商品に表示された個体識別番号を入力すると評価情報が確認できるデータベースも提供する。

 同社経営企画室長の宮本拓さんは「地域の皆さんに愛される精肉店を目指し、知識豊富な販売スタッフによる対面販売にこだわっている」と言い、「肉に関する疑問や献立を相談いただければ、スタッフが最適な商品をご案内し、さらにおいしく食べる方法もお伝えしたい。普段の食卓向けから、ご家族のハレの日、友人をお招きしたホームパーティーなどにも喜んでいただける商品を幅広くご用意している」とも。

 営業時間は10時30分~19時30分。

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