目黒区が9月15日、新型コロナウイルスの影響で活動の場が少なくなったアーティストに発表の場を提供する支援事業「Culture Delivery Project #カルデリ」の一環として、無観客で収録した公演の動画配信を始めた。
目黒区は、区内在住または区内に活動拠点を置くアーティストに発表の場を提供し、その芸術文化活動を区民に触れてもらうことを目的とした同事業を7月に始動。「プロフェッショナルとして芸術文化活動に携わるアーティスト」を対象に、「めぐろパーシモンホール」(目黒区八雲)大ホールでの動画撮影および撮影編集スタッフ、編集後のデータを無償で提供する条件で参加者を募集した。
定員約20組の応募に59組から応募があり、要件審査と抽選の結果、24組のアーティストの出演が決定。8月下旬に無観客で収録を行い、ピアノやアイリッシュハープ、津軽三味線などの楽器演奏、歌唱、ダンス、お笑いと多彩なジャンルがそろった。
同事業を担当する目黒区文化・スポーツ部文化・交流課の吉田武広課長は「当日は4台のカメラで撮影を行い、舞台上では与えられた撮影時間内で最高のパフォーマンスをしようと出演者の真剣な姿が見られた。撮影終了後、その緊張から解放された出演者が、とても充実した笑顔を見せていたのが印象的だった」と話す。
撮影した作品は、「#カルデリ」公式ユーチューブチャンネルで9月15日~10月16日の期間、毎週火曜・金曜18時に新作を配信する。併せて、地元ケーブルテレビ「イッツコム」でも9月26日、10月3日、同10日の3回にわたって全内容を放送する。
吉田さんは「今回は幅広いジャンルから出演いただき、作品を見てくださる皆さんも『今日はどんな内容だろう』と楽しみにしていただけると思う。各出演者の持ち時間は5~10分程度なので、空き時間に気軽にご覧いただける」とも。
「『#カルデリ』をきっかけに気になるアーティストが見つかったら、次は彼らのライブアクトにもお出掛けいただけたら」と呼び掛ける。