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自由が丘の和洋菓子店「黒船」、看板商品「黒船カステラ」を創業以来初のリニューアル

創業以来初のリニューアルとなった看板商品「黒船カステラ」

創業以来初のリニューアルとなった看板商品「黒船カステラ」

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 自由が丘の和洋菓子店「黒船 自由が丘本店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3725-0038)が10月1日、看板商品「黒船カステラ」をリニューアルした。

材料に乳製品を加えたことで、ふんわり食感を作り出した「黒船カステラ」断面

 黒船は2006(平成18)年、カステラを中心とした菓子製造・販売の「長崎堂」(大阪市)グループの新ブランドとして自由が丘にオープン。店舗地下に備える工房から作りたてを提供する「黒船カステラ」「黒船どらやき」の看板商品は、年間を通して根強い人気を集めている。

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 これまで黒船カステラは、材料に「余分なものは一切使わない」という考え方の下、国産の卵、小麦粉、砂糖など使って焼き上げるシンプルな製造工程にこだわってきたが、「シンプルな作りだからこそ、常に時代の最先端を取り入れながら進化を追い求めたい」と今回のリニューアルを決めたという。

 材料部分では、これまで使っていた国産小麦粉に加え、石臼でひくことで「味と香りを強く引き出した」という新たな小麦粉を独自配合でブレンド。併せて、本来カステラには使わないという乳製品も導入することで水分量を高め、口溶けの良い「洋菓子のようなふんわり感」も作り出した。工程面でも、職人一人一人が手焼きする「黒船ならではの製法」は生かしつつ、見直しを行ったという。さらに、製造日を含めた日持ち7日間で「出来たてのふんわり食感」から「少し寝かせたしっとり食感」まで、時間による味の変化を楽しめる工夫も加えた。

 リニューアル開発を担当したブランド統括本部商品開発課マネジャーの植尾匠さんは「カステラにおいて一番キーになるのが小麦粉と焼き方で、製法自体シンプルなだけに難しさがある」と話す。今回取り入れた小麦粉の「石臼挽き」は「パンの製法で使われることが多いが、混ぜ方・合わせ方が難しいことから、他社のカステラ製法では見られないのでは」と自信を見せる。

 公式インスタグラムでは、カステラを使ったショートケーキやシェイクなどのアレンジレシピも公開しており、「スポンジを使ったお菓子であれば、カステラを代用して全て作ることができる。ちょっとした新しい食べ方も楽しんでいただけたら」とも。

 価格は1本1,296円、1本箱入りで1,404円。同店をはじめ、直営する国内20店舗、海外6店舗、オンラインショップで取り扱う。

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