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都立大駅にコワーキングスペース ウェブ・音響・映像制作環境も提供

コワーキングスペース「シンクーカン」の拠点の一つ、アートギャラリー併設スペース「Art Garage(アートガレージ)」

コワーキングスペース「シンクーカン」の拠点の一つ、アートギャラリー併設スペース「Art Garage(アートガレージ)」

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 東横線・都立大学駅西口に3つの拠点から成るコワーキングスペース「シンクーカン」(TEL 03-5726-0851)が10月1日、オープンした。運営はヒーローガレージ(目黒区中根2)。

「Art Garage」アートギャラリーでは関西エリアのアーティストらの作品紹介も

 同社は1998(平成10)年、ウェブ・映像・音響の制作会社として創業。新型コロナウイルス感染拡大を機にテレワークが広がったことを受け、所有する音響スタジオ、映像編集室の既存施設に加え、同日オープンしたアートギャラリー併設スペース「Art Garage(アートガレージ)」の3拠点から成るコワーキングスペース「シンクーカン」として新たに展開する。

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 本社拠点だけでなく、自身も都立大学駅周辺に住むという佐藤真也社長は「弊社もコロナ禍でリモートワークが進んでいることから、これからは自宅でも会社でもない、新たなコミュニティースペースの必要性を感じ『シンクーカン』を開設した。都立大学駅周辺を中心に、地域に開かれたコワーキングスペースを目指したい」と話す。

 本社に併設する形で開設した約40平方メートルのスペース「Art Garage」(中根2)は、本社業務用に整備された通信ネットワークを利用することができ、高速大容量通信が求められる動画編集作業やライブ配信も可能。必要に応じて、技術的なアドバイスや機材の貸し出し(有料)なども行う。併設するアートギャラリーは、佐藤社長が仕事をきっかけに長年交流を続けてきた関西エリアのアーティストらの作品を紹介する場としても展開する。

 既存の音響スタジオ「都立大学駅前スペース」(平町1)は防音ブースを備え、音楽配信に対応。映像編集室「渋谷駅前個室」(渋谷区)は「都心での打ち合わせ」にも対応できるよう3つの個室を用意し、仮眠を取ることもできる。コワーキングスペースの席数は3拠点合わせて約25席。

 同社創業時からデザイナーやイラストレーター、カメラマン、ライターなどフリーランスのビジネスパートナーとの付き合いが多かったという佐藤社長は「今後は自営業者が増えることを想定し、これから自営業を始める利用者のサポートも行っていきたい」と税理士と業務提携するなど、多様化する働き方に対応したサービスも行っていくという。

 このほか、「シンクーカン」発のコンテンツとして、都立大学周辺地域の店や会社を多くの人に知ってほしいと座談会形式の動画配信「都立大学ワークライフ研究会」も始めた。「自分なりの働き方・生き方について考える機会」を目指し、「コワーキングスペースの中からコンテンツを発信する仲間をつくれたら」とも。

 利用時間は8時~23時。入会金は1万円で、利用料は1拠点利用(月額)=1万5,000円、3拠点利用(同)=2万円。