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自由が丘のギャラリーで写真展 「ノーマル」な日常の記憶、写真家4人が切り取り

写真家4人によるグループ写真展「all in good time」

写真家4人によるグループ写真展「all in good time」

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 国内外を拠点に活動する写真家4人によるグループ写真展「all in good time」が現在、自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER GALLERY(ディギナー・ギャラリー)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で開かれている。

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 新型コロナウイルスの感染拡大で「ニューノーマル(新常態)」化が進む中、「以前はごく当たり前だった『ノーマル』な時間を忘れてほしくない」との思いを込め、各写真家による「美しい記憶」を切り取った作品約30点を展示している。

 出展するのは、阿部健さん、野口健吾さん、オリヴィエ・ケルヴェンヌさん、松井良寛さん。いずれも1970年・80年代生まれで、被写体との間に独特の距離感を感じさせる作品や国内を訪れて捉えた社会性の高い作品、モノクロームで懐かしさを感じさせる作品、ありのままの日常を切り取ったスナップ写真のようでありながらも緻密な演出を施した作品など、店主の鈴木宏信さんが注目する作風の異なった4人の作品を見ることができる。

 鈴木さんは「ニューノーマルという言葉が当たり前となった昨今、多くの人が『生命』『生活』『人生』といったキーワードをより意識するようになり、生真面目な日本人にとってストレスを抱える日常に変わってしまった。日々の恐怖やストレスは時間と慣れである程度はリカバーできるだろうが、以前の美しかった記憶や大事な時間まで消去して欲しくはない」と話し、「これらの作品に写る風景や人物、時間などを感じることで、展示する会場が皆さんの『憩いの場』となれば」とも。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。6月13日まで。月曜・火曜休廊。入場無料。全ての作品は販売も行う。

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