日本製ガーゼブランド「クムコ」の販売イベント「クムコマルシェ」が6月11日、日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で始まった。
クムコは、江戸時代から綿織物で栄えてきた日本有数の繊維産地・愛知県三河地方で繊維製品の開発・販売を手掛けるメーカー「公大」のガーゼブランド。目の粗いガーゼ4枚を目の細かいガーゼで挟んで織り上げる「6重織ガーゼ」が特徴で、生地を6層にすることで空気を取り込みやすくなり、通気性と保温性に優れるという。
綿から不純物を取り除いて白くする「さらし」作業では、日本伝統のさらし加工「和さらし」にこだわる。通常40分で仕上げる洋さらしとは異なり、天然水に4日間漬け込んで仕上げることで綿糸の繊維が持つ丸みを保つことができ、独特の柔らかさが生まれるという。
イベントでは、ブランドの定番商品「ガーゼケット」(シングルサイズ=9,900円、ハーフサイズ=6,600円)のほか、「ひざ掛け」(4,510円)、吸水性が特長の「ガーゼハンカチ」(Mサイズ=1,100円)など6種類のアイテムを取り扱う。各商品とも8色のカラーバリエーションがある。
「katakana」店主の河野純一さんは「クムコのものづくりに興味を持ち、実際に『ガーゼケット』を夫婦で使っているが、柔らかい肌ざわりの良さで眠りが深くなったように感じる。妻は夏場だけでなく、冬場も毛布の下にガーゼケットをかけ、1年中使っているほど」と話す。
期間中、6月18日・19日・20日の3日間限定で「刺しゅうイベント」も開催。同ブランドのアイテムをカスタマイズできる「刺しゅうワッペン」(220円~)を用意する。
営業時間は12時~19時(土曜・日曜は11時から)。火曜定休。今月24日まで。