北海道の酪農家による牛乳・乳製品のアンテナショップ「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO(ミルクランド ホッカイドウ→トウキョウ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3723-5700)が12月10日、期間限定「和スイーツフェア」を始めた。
同店を運営するホクレン農業協同組合連合会(札幌市)によれば、北海道は生乳生産量、小豆生産、どちらも全国1位を誇る。同フェアでは「本場のミルクと小豆を組み合わせた」和スイーツ全4種を期間限定で提供する。
「ホット アン サンド」(418円)は、あんことチーズを組み合わせたホットサンド。道産小豆を使った「やわらかい甘味」のあんこに、道産バターの香りと塩味、道産チーズのうま味が「ベストマッチ」という。
「あずきの牛乳プリン」(440円)は、道産のテンサイ(ビート)が原料のてん菜糖を使い、まろやかな甘みを加えることで「北海道牛乳の本来のおいしさを味わえる、あっさりプリン」に仕上げた。道産小豆で作った濃厚なあんこと合わせて楽しめる。
「あずきのベイクドチーズケーキ」(528円)は、道産のクリームチーズと生クリームで作った濃厚チーズケーキに、道産小豆の豆の旨味を合わせた。しっとりしたチーズケーキに豆の食感がアクセントとなり、豆のおいしさが実感できるという。
「あずきの和風ティラミス」(550円)は、小豆・抹茶・きな粉の「和の黄金トリオ」を組み合わせたティラミス。程良い酸味の特製抹茶チーズクリームと、甘さ控えめの産生クリームは、あんこのおいしさを引き立たせるという。
メニュー開発の背景について、ホクレンは「新型コロナウイルスの影響でお土産菓子の需要が落ち込み、北海道産小豆および牛乳・乳製品の消費量が減少している。(同フェアは)小豆と牛乳・乳製品を併せた需要喚起が目的」としている。
期間中、提供メニューを家庭で再現できるというレシピ冊子を配布するほか、道産生豆(5種類)の販売、クイズ企画なども行う。
営業時間は11時~19時。水曜定休(祝日の場合は翌日)。来年1月16日まで。