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尾山台にメロンパン専門店「MELON LAB.」 地域密着目指し、商店街に出店

看板商品「あのメロンパン」を販売するメロンパン専門店「MELON LAB.(メロンラボ)尾山台駅前店」

看板商品「あのメロンパン」を販売するメロンパン専門店「MELON LAB.(メロンラボ)尾山台駅前店」

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 メロンパン専門店「MELON LAB.(メロンラボ)尾山台駅前店」(世田谷区尾山台3、TEL 070-5584-6312)が3月12日、オープンした。

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 「MELON LAB.」は2020年、千葉県野田市に1号店をオープンし、現在は東京や千葉、埼玉、神奈川にフランチャイズ店を展開。都内3店舗目となる同店は「らしさ」(世田谷区)が運営する。

 同社は、障害のある子どもを預かる「放課後等デイサービス」事業を運営しており、卒業後の受け皿となる就労支援施設を立ち上げる計画だったが、コロナ禍で計画を断念したという。同社代表社員の小柳陽平さんは「そこで今後の事業の多角化とノウハウを学びたいと考えていたところ、出合ったのが(MELON LAB.の)メロンパンだった」と話す。

 「就労施設のテーマとして、ニーズの高い商品の製作と販売が必要。コンビニでもメロンパンは大人気と知り、日常に溶け込む『パン』であることにも魅力を感じた」と小柳さん。「地域に根差した専門店」を目指し、街の穏やかな雰囲気に好感を持っていたという商店街「ハッピーロード尾山台」に出店を決めた。対面式テークアウト専門店で、店舗面積は約10坪。

 商品は、5、6時間かけて自然発酵させるというパン生地にクッキー生地を乗せて焼いた看板商品「あのメロンパン」(250円)のほか、メープルやショコラなどの「フレーバーメロンパン」(280円)、「アップルパイ」(250円)、「メロンパンラスク」(380円)、「フレーバーラスク」(400円)を販売する。

 今後について、小柳さんは「社名の『らしさ』とは『自分らしさ』。障害のある子どものためだけでなく、地域の人が自分のペースで働ける雇用の場として、地域密着型の店づくりを目指したい。小学生の職業体験の場にもできれば」とも。

 営業時間は10時~20時。

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