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自由が丘のギャラリーで「がらすとすいさい」 父娘2人展

「がらすとすいさい」展作品から、宮内ヨシオ「ひとつぶ落としましたよー」

「がらすとすいさい」展作品から、宮内ヨシオ「ひとつぶ落としましたよー」

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 イラストレーターの宮内ヨシオさんと、ガラス作家ミヤウチモネさんによる2人展「がらすとすいさい」展が7月15日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。

「がらすとすいさい」展作品から、ミヤウチモネ「CEPhalopods(blue)」

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 昨夏に続いて2回目となる同展。透明水彩絵の具を使った温かな作風で雑誌や書籍、広告などの作品を幅広く手がける宮内さんと、ゴブレット(脚付き杯)やコップ、花器などを作るミヤウチさん親子による作品を展示する。

 宮内さんは1964(昭和39)年、東京生まれ。多摩美術大学美術学部テキスタイルデザイン専攻卒業。1995(平成7)年からフリーランスとして活動し、子どもを対象とした作品を数多く手がけている。

 ミヤウチさんは多摩美術大学大学院美術研究科修士1年在学中。熱したガラスに吹きさおを使って息を吹き込み、空中で膨らませながら型を使わずに成形する技法「宙吹き」を中心に作品を制作している。

 同展では、宮内さんは「宮内ヨシオ 2023カレンダー」で発表した野菜や果物、生き物、植物を描いた水彩画(原画)を中心に約25点を、ミヤウチさんは一輪挿しを中心としたガラス器約60点を展示する。作品は一部を除いて販売。水彩画=3万円~、ガラス器=2,000円~7,000円。

 企画した同ギャラリーの大岩明美さんは「透明水彩画とガラスが作り出す色のコラボレーションが昨年来場者から好評だったことから、『夏らしさ』をテーマに2人展をシリーズ化できたら。長年地元に住む自由が丘ゆかりの作家として、今後も作品を紹介していきたい」と話す。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月24日まで。

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