自由が丘経済新聞の2023年年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、10月に開業した商業施設「JIYUGAOKA de aone(自由が丘 デュ アオーネ)」の開業日・テナント情報を伝える記事だった。
2023年年間PV1位 商業施設「自由が丘 デュ アオーネ」開業後の外観
ランキングは今年1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「自由が丘 デュ アオーネ」、開業日・テナント26店発表(8/29)
2. 「自由が丘 デュ アオーネ」に正式名称決定 ピーコックストア跡地(7/3)
3. 自由が丘に豚まん専門店「羅家 東京豚饅」2号店 自由が丘限定商品も(10/27)
4. 老舗甘味店「銀座立田野」が復活へ 自由が丘に常設店(7/21)
5. 自由が丘に食の複合施設「nanaha jiyugaoka」 和カフェなど4店舗(4/12)
6. 5つの商店街が初の共同イベント「自由が丘マルシェ」 テーマ多彩に(5/21)
7. 「自由が丘女神まつり」開催迫る 4年ぶり完全復活へ(9/27)
8. 自由が丘納涼盆踊り大会、日程を前倒し 7月連休開催へ(5/23)
9. 自由が丘に新商業施設「デュアオーネ」 出会い、交流の場に(10/20)
10. カルボナーラ専門店「カルボラボ」、自由が丘に1号店(7/7)
1位・2位・9位の記事で伝えた「自由が丘 デュ アオーネ」は、スーパーマーケット「ピーコックストア自由が丘店」(目黒区自由が丘2)跡地にイオンマーケット(千葉市)が建設した商業施設。52年にわたって同所で営業を続けてきたピーコックストア閉店を伝えた記事は2021年年間PVランキング1位を獲得し、同店を経営するイオンマーケット(杉並区)が「2023年再出店を予定」と発表していたことから、今後の展開について多くの関心が集まっていた。
「ニューオープン」を取り扱った記事のうち、3位の「羅家 東京豚饅(ぶたまん)」、4位の「銀座立田野」は有名店との「つながり」が特徴。「羅家 東京豚饅」は大阪の土産として知られる「551 蓬莱」創業者、故・羅邦強さんの孫が立ち上げた業態で、「銀座立田野」は老舗甘味店が事業継続を断念したことから運営を引き継いだ経緯がある。
一年を通じて商店街主催によるイベントを数多く開催している自由が丘。コロナ禍で中止や一部実施が続いたイベントも4年ぶりに全面開催され、2023年下半期は「自由が丘女神まつり」(7位)、 「自由が丘納涼盆踊り大会」(8位)の恒例イベントがにぎわいを見せた。
2024年は、今春着工した自由が丘駅前「自由が丘1-29地区」再開発工事が本格化し、駅前は工事現場を囲う壁が広がる風景となるが、引き続き自由が丘のまちづくりに注目していきたい。