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自由が丘商店街PRムービー「女神の街」放送 八代亜紀さんも出演

自由が丘商店街PRムービー「女神の街」全作で主役を務めた女優の杏花(きょうか)さん

自由が丘商店街PRムービー「女神の街」全作で主役を務めた女優の杏花(きょうか)さん

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 自由が丘を舞台にした自主製作のPR映画「女神の街」が3月3日、東急線沿線ケーブルテレビ局「イッツコム」で放送される。

2022年に公開した「女神の街」(写真右から)主役の杏花さん、イマムラキョウカさん

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 映画製作は、自由が丘商店街振興組合が2021年に立ち上げた「自由が丘消費喚起プロジェクト」事業の一環。これまで多くのイベントを開催し街の活性化に取り組んできた自由が丘商店街だが、コロナ禍で大きな転換を迫られたことから「新たなまちづくりの一つ」として取り組んできた。

 同組合理事長の原武さんは「街を紹介する観光映像などは数多くあるが、『1回見たら終わり』ではなく、『見ることで街に来てもらいたい』と考えた。そこで、どこの商店街もやったことがないであろう『映画』というスタイルに挑戦した」と振り返る。

 作品は、自由が丘を舞台にした映画撮影に臨む若手女優やスタッフが街を巡り、そこで出会った人々や街の歴史に思いをはせるというオリジナルストーリー。2022年にウェブサイトで公開した1作目に続き、昨年完成した2作目、3作目を合わせた全3部作が今回放送される。

 1作目は、街がなぜ「自由が丘」と呼ばれることになったのかという歴史を解き明かした。2作目「花の街」は街のために開発された新品種のバラが、3作目「1-29」は駅前で工事が進む「自由が丘1‐29地区」再開発事業が物語のキーポイントとなる。

 「自由が丘の街が今どういう取り組みをしているのかを伝えたいと、『花の街』では自由が丘の都市養蜂について触れた。そして現在、自由が丘では大規模な再開発事業が始まり、古い街の姿を映像として残しておきたいとの思いから『1-29』につながった」(原さん)という。

 特に「1-29」は自由が丘の街に縁のある著名人が参加しており、昨年12月に亡くなった歌手の八代亜紀さんが「天の声」役で、歌手の相川七瀬さんがカフェ店主役でカメオ出演。歌手・柴田智子さんが劇中曲を、作曲家・植松伸夫さんが音楽を手がけた。

 作品は「イッツコム日曜セレクション」(地デジ11チャンネル)で放送される。時間は18時~19時。リピート放送も予定。

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