スーパーマーケット「ライフ目黒八雲店」（目黒区八雲3、TEL 03-3718-7751）が5月29日、目黒通りにオープンした。運営はライフコーポレーション（東京本社＝品川区）。

「ライフ目黒八雲店」1階・総菜コーナー

　スーパーマーケット「ライフ」は1961（昭和36）年、大阪・豊中に1号店をオープン。これまでに近畿や関東を中心に出店展開し、目黒八雲店は目黒区内4店舗目、全体で309店舗目となる。

　目黒通り・八雲3丁目交差点、旧「Denny's Diner YAKUMO PRESTIGE」跡地に地上2階・地下1階建ての店舗を建設した。売り場は1階と地下1階の2フロアで、総売り場面積は1592平方メートル。駐車場（49台）を併設する。

　フロア構成は、1階＝総菜、ベーカリー、酒、加工食品、医薬品・ベビーフード・化粧品などの生活関連品、サービスカウンター、地下1階＝青果、鮮魚、精肉、日配品、加工食品、冷凍食品。

　取り扱う商品の種類（SKU）は、農産（610点）、水産（380点）、畜産（320点）、総菜（400点）、ベーカリー（80点）、加工食品（7434点）、日配食品（3115点）、生活関連（7494点）、ライフのプライベートブランド（PB）商品「BIO-RAL（ビオラル）」（329点）。

　特徴として、オーガニック食品や健康意識に配慮した商品をそろえる「BIO-RAL」コーナーなど同社のPB商品をそろえるほか、「ライフ最大級の大きさ」（同社）という有機農産物コーナー、にぎりずしや海鮮丼を提供する「うを鮨（すし）」や豊洲市場直送の鮮魚を対面で販売する鮮魚コーナー、ワインセラーを併設し約800点のワインをそろえる酒コーナー、「ペットを飼う家庭が多い地域」と見込んでペットフードコーナーなどを展開する。

　目黒通りを挟んで同店斜め向かいに58年間出店していたスーパーマーケット「ザ・ガーデン自由が丘 自由が丘店」が2月に閉店したことから、年配の利用客は「ライフがオープンするまでの3カ月間は買い物に少々苦労していた。総菜などの品ぞろえも多く助かった」と喜ぶ。同社広報担当者は「東横線自由が丘駅北側はスーパーマーケットが少ないため、近隣のお客さまの不便を解消したい」と話す。

　営業時間は9時30分～22時。