イラストレーターの宮内ヨシオさんと、ガラス作家ミヤウチモネさんの親子二人展「がらすとすいさい」が8月8日、ギャラリー自由が丘(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6551)で始まる。
同ギャラリーでの父娘展は今年で5回目。透明水彩絵の具を使った温かな作風で書籍や企業カレンダーなどを手がける宮内さんと、その娘で花器などのガラス作品を手がけるミヤウチさんによる作品を展示する。
宮内さんは1964(昭和39)年、東京生まれ。多摩美術大学美術学部デザイン科染織デザイン専攻(織専攻)卒業。1995(平成7)年からフリーランスのイラストレーターとして活動し、主に子どもを対象とした作品を数多く手がけてきた。
同展では、季節の草花や果実、生き物を透明水彩で描いた「2026宮内ヨシオカレンダー」の原画を中心に約30点を展示する。作品は販売も行い、価格は2万円~を予定する。
ミヤウチさんは2000(平成12)年、東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修士課程工芸専攻ガラス研究領域修了。現在は同大ガラス研究室に勤務する傍ら作品を発表。作品は主に、型を用いずにガラスを膨らませて成形する手法「宙吹きガラス」で作っている。
「小さい頃に誰もが描いた落書きのような、自由な発想から生まれた」(ミヤウチさん)という一輪挿し作品「drawing(ドローイング)」シリーズは、型を使わず、溶けたガラスの自然な動きと柔らかさを生かした形状と独特の色合いが特徴。同展では50~80点を展示販売する。価格は6,600円~1万6,500円。
企画した同ギャラリーの大岩明美さんは「素材も表現も異なるが、二人の作品には『日常をいとおしむまなざし』という共通の空気が流れていると感じる。 親子だからこそ生まれる自然な対話と、それぞれが築いてきた表現の世界を、ぜひ会場でご覧いただければ」と来場を呼びかける
開催時間は12時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。今月17日まで。