親子で「ハリー・ポッター」の世界を紹介-自由が丘のカフェで書籍挿画展

「ハリー・ポッターと不思議の国イギリス」表紙

「ハリー・ポッターと不思議の国イギリス」表紙

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 自由が丘南口エリアにあるカフェ「SPOON BREAD(スプーンブレッド)」(目黒区緑が丘2、TEL 03-5731-6262)で、「ハリー・ポッターと不思議の国イギリス」(コスモピア)出版を記念した個展「ジェイミー・ベルトン 挿画原画展」が開催されている。

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 同書は、全世界で4億部を超える大ベストセラーとなった「ハリー・ポッター」シリーズが生まれたイギリスとはどんな国なのか、ロンドン出身で日本在住の作家・翻訳家クリストファー・ベルトンさんがハリー・ポッターの世界を通してイギリスの文化、風土、人々の暮らしなどを解き明かすエッセー集。

 挿画を手がけたのは、イギリスと日本のハーフで画家・イラストレーター・デザイナーとして活動するジェイミー・ベルトンさん。著者クリストファーさんはジェイミーさんの父で、同書の世界観を表現できるアーティストを探していた編集者が、息子・ジェイミーさんの作品と出会ったことで初の「親子コラボ出版」が実現した。

 今回の出版に当たり、ジェイミーさんは「『ハリー・ポッター』は日本で人気が出る前からの大ファン。さらに初の挿画制作が親子出版となり、とても思い入れのある一冊になった」と話し、父のクリストファーさんも「生まれて初めて自分の書いた本が店頭に並ぶ感動に勝るものはないと思っていたが、今回の本はそれを越えた」と喜ぶ。

 同展では、挿画として使われた全49点の中からB3サイズ・25点の作品を展示。すべて鉛筆画によるもので、イギリスの日常風景やハリー・ポッターのモチーフとなった魔法使いなど非日常の世界を鉛筆の繊細なタッチで幻想的に描いている。

 初の個展となった同展について、「ハリー・ポッターに興味のある人はもちろん、イギリスに興味のある人にもぜひ楽しんでもらえれば」(ジェイミーさん)。作品はオークション形式(10,000円~)での販売を予定。そのほか会場には同書も展示する。

 営業時間は11時~19時30分(祝前日は20時まで、8月中のみ金曜・土曜=23時00分まで)。月曜定休(祝日の場合、翌火曜が休み)。展示は8月31日まで。

全員ハーフのアート集団「HArts」、自由が丘のカフェでイベント(自由が丘経済新聞)自由が丘のカフェで夏限定「夜カフェ」-ワンコインメニュー提供(自由が丘経済新聞)HArts(ジェイミーさん主宰のアート集団)クリストファー・ベルトンさん公式ページSPOON BREAD

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