素朴な古代遺跡を感じさせる「石彫展」-奥沢のギャラリーで

ユーモアあふれる表情やしぐさを表現した「諸星実・栄子 石彫展」より、妻・栄子さんの作品

ユーモアあふれる表情やしぐさを表現した「諸星実・栄子 石彫展」より、妻・栄子さんの作品

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 奥沢駅前にある「ギャラリー澄光(ちょうこう)」(世田谷区奥沢4、TEL 03-3748-2781)で現在、「諸星実・栄子 石彫展」が開催されている。

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 同ギャラリーは、「アートを身近に楽しんでもらいたい」と同建物内にアトリエを構える「ネオタイド建築計画」が運営を手掛け、1カ月に約2回の頻度で幅広いジャンルの作家を取り上げて作品展を企画している。

 今回は、神奈川県秦野市を拠点に作家活動を続ける諸星さん夫妻による石彫作品約35点を展示。家塀などの建築資材としてよく使われる大谷石や、諸星さん宅の庭に長年置かれてコケなどの風合いがついた自然石を、ユーモアあふれるしぐさや表情に彫った作品がそろう。

 作品のテーマについて、夫の実さんは「人間の温かい表情が好きで、そこから感じるやさしさを表現したいと考えて親子や仲良しといった『人物』をメーンにした作品を作るようになった」といい、「私の作品は私自身に似ているとよく言われるが(笑)、妻はインカなどの古代遺跡に興味があり、作風はそうした素朴さを感じさせるものが多い」と話す。

 作品のサイズは、縦40×横30×幅30センチ大のものから、大きなものになると縦120×横40×幅40センチの大作も。「大谷石は子どもでも彫れるやわらかい石質で、最初は白いが、年月を経ると独自の風合いが出てきて面白い素材」(実さん)という。展示作品は、一部販売も行う(30,000円~)。

 「石彫作品をギャラリーで展示するのは珍しく、今回は自宅の庭にあった旧作品も持ち込んで並べてみたところ、なかなか壮観な眺めになった。来場者の方から『素朴な風合いに心が癒された』といった感想をいただき、そんなやさしさが少しでも皆さんに伝わればと願っている」(同)。

 営業時間は11時~19時(最終日は17時まで)。今月26日まで。

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