自由が丘の古民家カフェで「ひなまつり」-手作りの人形やひな道具展示

手作りのひな人形たちが並ぶ「古桑庵」和室の様子。和室に面した庭には古井戸やつくばいもあり、古きよき日本が感じられる

手作りのひな人形たちが並ぶ「古桑庵」和室の様子。和室に面した庭には古井戸やつくばいもあり、古きよき日本が感じられる

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 自由が丘北口エリアにある茶房ギャラリー「古桑庵(こそうあん)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-4203)は現在、恒例の「古桑庵 ひなまつり」を開催している。

 同店は、人形作家・渡辺芙久子さんの自宅兼カフェとして1998年にオープン。大正末期に建てられたという日本家屋は、夏目漱石の娘婿で作家・松岡譲(1891~1969)の定宿だったもの。室内の壁装飾に桑の古材を用いたことから松岡本人が「古桑庵」と名付けた。

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 節句の時期になると、同店母屋の和室(22畳)と離れの茶室(11畳)に、渡辺さんが長年作り続けてきたひな人形やひな道具、古いひな人形などを展示。ちりめんや和の古布を使った創作ひな人形は、「うさぎ雛」「流し雛」などの変わり雛も含め10数体が並ぶ。

 渡辺さんの長女で、現オーナーの中山勢都子さんは「中でも『うさぎ雛』は皆さんから大変人気があって販売も行っていたが、昨年に母が亡くなり、現在は作品展示のみとなってしまった。床の間に飾られた古いひな人形は、母が孫娘をひな壇の前に並ばせて写真を撮った思い出深い品。いずれのひな人形も、そのやさしい表情には心和まされる。お茶を召し上がりながら皆さんにもそんなひとときを楽しんでいただければ」と話す。

 主なメニューは、「抹茶」「抹茶オーレ」(和菓子付き、800円)、「古桑庵風抹茶白玉ぜんざい」(800円)のほか、3月までの冬季限定で「甘酒」(500円)も提供する。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。3月10日まで。

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