学芸大で「らくがきアート展」-子どもの落書きを原画にしたアート作品紹介

子どもたちの落書きを一流のアーティストたちがアートに仕上げて販売する「らくがきアート」作品展示の様子

子どもたちの落書きを一流のアーティストたちがアートに仕上げて販売する「らくがきアート」作品展示の様子

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 学芸大学のヘアサロン「Hair Club Paris」(目黒区鷹番3)店内で7月1日、展覧会「JAM PICASO らくがきアート展~こどもの夢とセッションしよう!~」が始まった。

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 主催の「らくがきART」(渋谷区)は、子どもが描いた落書きが原画の「らくがきアート」で社会貢献するソーシャルアート事業の合同会社。子どもや障害者が描いた落書きをプロのアーティストが一つのアート作品に仕上げ、商品デザインやディスプレー、広告などの素材として企業や団体へ提供。その収益の一部を、落書き原作者へ夢実現のための奨学金として還元するビジネスモデルを作り、NPO「らくがきアート夢・自立奨学金」として運営する。

 「らくがきアート」初の展覧会となる同展では、子どもの落書きと画家やビデオグラファーらアーティスト7人とのコラボ作品23点を展示。デジタルペイントや水彩・油彩・アクリル画、ビデオ作品などを紹介する。展示作品は販売も行う。価格は、絵画作品=5,000円~、デジタル作品=20,000円~。

 同展担当者は「子どもの落書きにそれぞれのアーティストたちの手によって新たな命が吹き込まれ、完成されたアート作品として生まれ変わった様子を、驚きやユニークな発見とともにご覧いただければ」と話す。

 会場となる同店の営業時間は、月曜~土曜=10時~20時、日曜・祝日=10時~19時。第1火曜・第3月曜定休。問い合わせは同社(TEL 03-3467-3813)まで。8月31日まで。

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