東横線・学芸大学駅西口エリアに9月、「炭焼きバル CAMP TOKYO(キャンプトウキョウ)」(目黒区碑文谷6、TEL 03-3710-7778)がオープンした。
カウンター席の目の前で焼き上げる「CAMP特製串焼(牛・豚・鶏)」
イタリアンやバーダイニングなど10年以上の飲食店経験を積んだオーナーの小川崇さん。イタリア帰りのピッツァ職人たちと接するうちに「その技術は素晴らしかったが、やはり自分は『日本の食』を表現したい」と、食材のうまさをシンプルでダイレクトに伝えられる「焼き物」で、みんなで楽しく囲める「キャンプ」風のバルを開いた。
出店場所は東横線高架線路沿いの路面。店舗面積は15坪で、席数はカウンター席・テーブル席・個室席の計24席。店舗入り口には旬の魚を炭火焼きで提供する対面コーナーがあり、焼きたてを食べられるスタンディングスタイルのイートインスペースも設けた。
主なメニューは、ヤマメやマス、イシモチなど日替わりで旬の魚を炭火焼き串で提供する「鮮魚の原始焼」、カウンター席にあるガスバーベキューで一気に焼き上げる「特製串焼き(牛・豚・鶏)」(以上各500円)や炭焼き野菜(180円~380円)、オリジナルブレンドの八丁みそが香ばしい「焼きおにぎり特製みそ」(280円)など。キャンプの必須メニュー「特製!カレーライス」(500円)などもそろえる。
食材は、相模湾の朝採れ鮮魚や南九州産朝引き鶏、産地直送野菜など小川さんこだわりの素材を用意するが、同店では利用客が「持ち込んだ」食材も目の前で炭火焼き・ガス焼きで調理してくれるのが特徴。
「釣りで採ってきた魚を仲間と一緒に食べたい」とのリクエストに応じたところ好評だったという。「キャンプに近い感覚でフレンドリーに(店を)使ってほしい。こんなことをやってみたい、そんな思いつきも気軽にご相談いただければ」(小川さん)とも。持ち込み料金は要相談。
開店以降、地元近隣に住む家族連れやカップル、ランチタイムは「お子さまランチ」(380円)なども用意することから子ども連れのママ友客なども多く、幅広い客層を集めている。
営業時間は11時30分~翌1時。