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自由が丘に「フェテ カフェ」-元同僚女性2人が独立開業、自家製主力に

奥沢6丁目交差点近く、大きな窓とアンティークドアが目印の「fete cafe」外観

奥沢6丁目交差点近く、大きな窓とアンティークドアが目印の「fete cafe」外観

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 奥沢6丁目交差点近くに5月15日、「fete cafe(フェテ カフェ)」(世田谷区奥沢5、TEL 03-6715-6248)がオープンした。

fete cafe自慢の野菜デリを盛り合わせたランチプレート「きまぐれごはん」

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 フランス語で「おもてなし」を意味するfeteと名付けた同店は、「友人のお家に来た感覚で、ちょっとおめかししたごはんをおもてなしする」がコンセプト。いつか自分たちの手作りカフェを開きたいと夢見てカフェに勤務していた元同僚の前田幸子さんと東久保麻紀さんが、厳選した安心・安全な食材を使った自家製メニューを提供する。

 出店場所は学園通り沿いの路面店で、店舗面積は10坪。席数はオープンキッチンスタイルのカウンター席3席を含め全18席。白とウッドを基調とした店内は、路面側の窓からの採光や木製ベンチシートなど手作り感のあるインテリアなどで温かい雰囲気に仕上げた。

 ランチ(12時~15時)、ティータイム(15時~17時)、ディナー(17時~)共セットメニューをメーンに、テークアウト可能なデリやケーキメニューもそろえる。

 ランチは、メーンディッシュと数種類の野菜デリが楽しめるワンプレートスタイル「きまぐれごはん」(サラダ、玄米、ドリンク付き)、自家製ビネガーでさっぱり仕上げた「キーマカレープレート」(サラダ、デリ2品、ドリンク付き)(以上1,000円)など。

 ティータイムは、「ゴロゴロかぼちゃのチーズケーキ」「ココナッツバナナケーキ」(単品=各500円)など毎日店内で焼き上げる5~6種類のケーキを用意。

 ディナーは「アルコールも楽しめるカフェ」として、しっとりとした食感に仕上げた「fete特製!パテドカンパーニュ」(650円)、「とろとろ豚とお豆の煮込み」(1,200円)などの各種つまみメニュー、和風に味付けた「鮭と大葉の味噌チーズドリア」(900円)など。

 ドリンクメニューで特に力を入れているのが「自家製ドリンク」。リンゴ、清見オレンジなど旬の果物を使った「果実のお酢」は水割り、ソーダ割り(各550円)、ウオツカ割り(600円)で提供。ライチやベリーなど「果実のお酒」、旬の果物を漬け込んだ「自家製サングリア」(以上600円)もラインアップする。

 開店して1カ月が過ぎた。昼間は女性や子ども連れのママ、週末は街に遊びに来たカップル客などが多いが、夜は仕事帰りの30代前後の男女が多く、早くも常連客がいるという。「じわじわと街になじみ、地元の方を中心にお客さま一人一人を大切におもてなししたい」と前田さん。

 今後は、毎月第4日曜に店頭で「SUNDAY SLOW MARKET」を開催、テーブルコーディネートなども含めたケータリングサービスも予定する。

 営業時間は12時~21時。火曜定休。

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