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都立大のビンテージ家具店「NO NAME PARISH」が移転-メンテナンス強化

イギリスやデンマークなどのビンテージ家具をそろえる「NO NAME PARISH」店内

イギリスやデンマークなどのビンテージ家具をそろえる「NO NAME PARISH」店内

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 ヨーロッパ製家具・雑貨・アートのインテリアショップ「NO NAME PARISH(ノー・ネーム・パリッシュ)」(目黒区柿の木坂1、TEL 03-5726-8985)が「めぐろパーシモンホール」近くの住宅街に移転して3カ月が過ぎた。

静かな住宅街の路面沿いに店を構える「NO NAME PARISH」外観

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 日常生活に取り入れやすい「ビンテージプロダクト」をコンセプトにしたインテリアショップとして都立大学駅近くに2007年にオープンした同店。店主の西山正晴さん自らイギリスやデンマークをメーンに買い付けてきたヨーロッパ製家具や雑貨商品をそろえる。インターネットで同店を知った遠方客なども多く、人気を集めてきた。

 新店舗は、旧店舗から駒沢通り方向へ行った静かな住宅街にある旧酒販店を改装したもの。売り場面積は約15坪。天井高のある店内には、さまざまなシーンをイメージしてコーディネーションされたビンテージ家具をディスプレーする。

 旧店舗時代は都市型のライフスタイルに合わせたコンパクトな家具をメーンに取り扱っていたが、「売り場面積を拡大したことで、近隣住宅街のニーズに合わせた『一戸建てサイズ』のラインアップに力を入れている。周辺アイテムも含め、さまざまなスタイルを提案できるようになった」と西山さん。

 主力商品と価格帯は、コーヒーテーブル(6万~10万円)、センターダイニングテーブル(15万円前後)、サイドボード(12万~25万円)、ソファ(20万~45万円)など。そのほか周辺アイテムでは、旧店舗時代から人気のビンテージポスター(各種4,900円)、チェコやウクライナ製の食器類なども扱う。

 ビンテージ家具は全て西山さん自らリフィニッシュを手掛け、「家具は実用品、普段の生活で30年~40年クラスで使えなければ意味がない」と購入後のメンテナンスにも力を入れてきた。「特に柿の木坂周辺のお客さまはインテリアにこだわりの強い方が多く、購入時や自宅の家具についても相談を受けることが増えた」ことから、今後は他店で購入したビンテージ家具でも簡単なメンテナンス指導や修理なども受け付けるという。

 営業時間は、平日=13時~20時、土曜・日曜=12時~19時。月曜定休。

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