2024年11月
高島屋では、1月3日「初売り」の目玉企画として、各店舗でオリジナルの企画福袋を販売いたします。
ハレの日ならではの“非日常感”や“贅沢感”への期待にお応えすべく、「夢のような壮大なスケール」をテーマに、玉川高島屋で限定販売するオリジナル福袋を企画いたしました。
「~宇宙でただ一つ~ 宇宙を“旅した”銅板アート『宙花(そらばな)』」
■販売価格 :税込20,000,000円
■サイズ :約13×10×高さ10cm
■販売数 :1名様限定【抽選販売】
■抽選販売応募受付期間 :2025年1月3日(金)・4日(土) ※2日間限り
■抽選販売応募受付場所 :玉川高島屋本館1階特設会場(エレベーター前)
企画:Space BD株式会社
協力:玉川堂、隈研吾建築都市設計事務所、和國商店
宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社が、宇宙空間に約3カ月さらされ地球に帰還した、株式会社玉川堂提供の銅板を使用し、株式会社隈研吾建築都市設計事務所の設計、株式会社ウチノ板金が運営する和國商店の協力のもと、「宇宙でただ一つだけ」の伝統工芸アート作品を制作しました。
この銅板は2023年3月15日に国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられ、宇宙空間に約3カ月さらされた後、2023年6月30日に地球へ帰還した、新潟県を代表する無形文化財「鎚起銅器(ついきどうき)」を作る玉川堂提供の4枚の銅板です。それを用いて、世界的なデザイン・建築事務所である隈研吾建築都市設計事務所のデザイン監修のもと、板金技術を研さんしてきたブランド・和國商店が参画し、制作したアート作品となります。この作品は、小宇宙を表現し、無重力感のある配置と宇宙という環境を“旅した”ことによる銅板の表面の色彩変化が、見る角度によって異なる表情を見せる繊細な立体作品となりました。宇宙空間にさらされ地球に帰還した銅板は、宇宙線や紫外線の影響で変色したことが確認でき、宇宙空間の神秘さを感じ取れます。
■隈研吾建築都市設計事務所 隈研吾氏コメント
宇宙空間に被曝した板金4枚を使って、小さな宇宙を表現した。あらゆる方向にパラパラと傾いた銅板が様々に反射し、宇宙で焼き付いた表面の色、素材の変化を楽しむことができる。緑青銅板で巻かれた土台の上に微妙なバランスで固定された銅板は、無重力に浮かぶ不安定な物質を表現し、目線の高さや見る方向によって見え方が異なる、繊細でマジカルなオブジェとなった。
■ Space BD株式会社について
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社(R)」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。
2024年11月現在、衛星取扱い件数 約80件を含め、約500件以上の宇宙空間への輸送実績を重ねています。
社 名:Space BD株式会社
本 社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設 立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L: https://space-bd.com/
■ 和國商店について
東村山のシャッター商店街である青葉商店街の一角にあるタバコ店を、緑青銅板で作られた立体的な外壁ユニットを使用して地域コミュニティの拠点となるカフェに改修。地域の板金職人と工務店の協力による商店街の再興を目指し、廃材のリサイクルを活用した循環型建築を実現しました。日本のクラフトマンシップの力を発信し、堪能できる場所となっています。
企画・発案は株式会社ウチノ板金(東京都東村山市)、デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)、設計・施工は岡庭建設株式会社(東京都西東京市)が担当しました。
U R L: https://www.wakuni.shop/
【納品・引き渡しについて】
●2025年1月下旬までに抽選、当選者にご連絡 (ご連絡をもって当選発表とさせていただきます)。
●当選後の販売は、和國商店よりお客様への直接販売となります。
なお、売上の一部は宇宙の次世代人材育成及び若手建築職人の育成に活用させていただきます。
【ご留意点】
●一部内容が変更・中止になる場合がございます。