リリース発行企業:株式会社エス・エム・エス
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、介護職向け求人情報サイト「カイゴジョブ」(URL:https://www.kaigojob.com/)、並びにケアマネジャー・相談員向け人材紹介「ケア人材バンク」(URL:https://www.carejinzaibank.com/)を提供しており、2025年1月26日(日)に行われる「第37回介護福祉士国家試験」、同2月2日(日)に行われる「第37回社会福祉士国家試験」および、同2月1日(土)・2日(日)に行われる「第27回精神保健福祉士国家試験」の解答速報をそれぞれのサービスサイトにて試験当日に公開します。受験者は事前登録を行うことで、解答速報発表の通知を受け取ることが可能です。
カイゴジョブ解答速報事前登録URL:
・介護福祉士:https://www.kaigojob.com/professions/care-worker/article-certified-careworker-examination-answer.html
・社会福祉士:https://www.kaigojob.com/professions/social-worker/article-certified-social-worker-examination-answer.html
・精神保健福祉士:https://www.kaigojob.com/professions/social-worker/article-mental-health-social-worker-examination-answer.html
■社会背景
超高齢社会の進行に伴い、介護の需要は増加し続けており、2024年10月末時点で約722万人の要介護(要支援)認定者数は、2040年には843万人に達する見通しです(※1)。また、高齢者介護のみならず福祉領域での支援の必要性も高まっており、課題の解決には介護・福祉業界への新規就業者を増やすとともに、従事者のスキル・キャリアアップの機会を作ることで、定着を後押ししていく必要があります。
介護・福祉業界は未経験で就業可能なケースが多いものの、資格を取得することは事業者・従事者双方にとってメリットがあります。事業者にとっては、従事者の資格保有が介護報酬の加算を取得するための要件となっており、有資格者の雇用は事業所の運営に重要な要素となっています。従事者にとっては、資格の有無が給与額に直結するだけでなく、資格の取得により体系的な知識が備わることで行える業務の幅が広がり、利用者へ適切なケアができ、より強くやりがいを持って働けるようになります。
■三福祉士(介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士)について
社会福祉関連の資格の中には、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士という国家資格があり、三福祉士と総称されます。介護福祉士は、被介護者への介護や、介護者・被介護者への指導を行い、社会福祉士は日常生活を営むのに支障がある人の福祉に関する相談に応じ、医療・福祉サービスを提供する人やその他の関係者との連絡および調整などを行います。精神保健福祉士は精神障害者の地域相談支援の利用に関する相談や社会復帰に関する助言、指導、必要な訓練、その他の援助を行います(※2)。厚生労働省は「福祉人材確保対策検討会における議論の取りまとめ」において介護福祉士、社会福祉士等を含む福祉人材の確保の方向性や育成・資質向上、参入促進について打ち出しており(※3)、専門的な知識や技術を有する三福祉士には今後さらなる活躍が見込まれています。
三福祉士の国家試験はそれぞれ年に1度あり、合格発表が介護福祉士は3月下旬、社会福祉士と精神保健福祉士は3月上旬となっています。介護・福祉業界では年度ごとに組織体制を検討する施設が多いため、いち早く合否の目安を知り、4月以降の人員体制に合わせた給与交渉などをしたいという声があり、希望が叶わない場合は転職活動を検討する人も存在します。また、社会福祉士に関しては大学卒業時に取得する学生も多く、資格の取得が就職内定の条件となる場合もあります。そのため、学生は自身が資格を取得できなかった場合、就職活動をやり直す可能性があり、合否をいち早く知りたいというニーズがあります。
なお、本年は社会福祉士と精神保健福祉士の試験に新たな試験科目が導入されます。社会福祉士では地域共生社会の実現を推進し、新たな福祉ニーズに対応するため、ソーシャルワーク機能を発揮できる実践能力を取得できるよう令和元年度よりカリキュラムが見直されました(※4)。精神保健福祉士ではその役割が精神障害者に対する援助のみならず、精神障害等によって日常生活又は社会生活に支援を必要とする者や精神保健(メンタルヘルス)の課題を抱える者への援助へと拡大していることなどを受け、包括的な相談支援を担える人材育成等のためにカリキュラムが見直されました(※5)。
■エス・エム・エスの三福祉士試験に関する取り組み
当社は介護福祉に関わる職種のサービスとして介護職向け求人情報サイト「カイゴジョブ」とケアマネジャー・相談員向け人材紹介「ケア人材バンク」を提供しています。また、本年度10月より過去問演習や講義動画視聴ができる介護福祉士国家試験の対策アプリ「介護福祉士 過去問/動画授業で合格!|カイゴジョブ」の提供を開始するなど、資格取得支援にも力を入れています。キャリア支援の一環として2021年より三福祉士の解答速報を公開しており、今年度の解答速報についても公開することとなりました。解答速報は普段利用しているサービスをそのまま活用できるように、カイゴジョブおよびケア人材バンクの2つのサービスで公開します。なお、カイゴジョブでは解答速報と自己採点ツール、ケア人材バンクでは解答速報を提供し、社会福祉士・精神保健福祉士の自己採点ツールが新たな試験科目に対応しています。
■三福祉士それぞれの解答速報発表について
下記URLはいずれも、解答速報発表までは事前登録画面に遷移し、準備が整い次第、解答が表示されます。介護福祉士については国家試験対策アプリ「介護福祉士 過去問/動画授業で合格!|カイゴジョブ」から解答速報発表の通知をいち早く受け取ることができます。なお、利用料は無料です。
≪国家試験対策アプリ「介護福祉士 過去問/動画授業で合格!|カイゴジョブ」≫
・iOS:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id6636469733
・Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sms.kaifuku
※アプリをダウンロードし、プッシュ通知を許可することで解答発表の準備完了通知を受け取ることが可能です。
≪第37回介護福祉士国家試験≫
・試験日:2025年1月26日(日)
・解答速報発表予定日:2025年1月26日(日)
・発表URL:
-カイゴジョブ:https://www.kaigojob.com/professions/care-worker/article-certified-careworker-examination-answer.html
-ケア人材バンク:https://www.carejinzaibank.com/column/careworker/cw_register/
≪第37回社会福祉士国家試験≫
・試験日:2025年2月2日(日)
・解答速報発表予定日:2025年2月2日(日)
・発表URL:
-カイゴジョブ:https://www.kaigojob.com/professions/social-worker/article-certified-social-worker-examination-answer.html
-ケア人材バンク:https://www.carejinzaibank.com/column/socialworker/sw_register/
≪第27回精神保健福祉士国家試験≫
・試験日:2025年2月1日(土)・2月2日(日)
・解答速報発表予定日:2025年2月2日(日)
・発表URL:
-カイゴジョブ:https://www.kaigojob.com/professions/social-worker/article-mental-health-social-worker-examination-answer.html
-ケア人材バンク:https://www.carejinzaibank.com/column/mentalhealth/mhsw_register/
※1:厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)令和6年10月分 結果の概要」(https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/m24/2410.html)および「第9期介護保険事業計画期間における介護保険の第1号保険料及びサービス見込み量等について 集計結果」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40211.html)より
※2:厚生労働省「介護福祉士の概要について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/shakai-kaigo-fukushi1/shakai-kaigo-fukushi4.html)、「社会福祉士の概要について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/shakai-kaigo-fukushi1/index.html)および「精神保健福祉士について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/seisinhoken/index.html)より一部抜粋・編集
※3:厚生労働省「福祉人材確保対策検討会における議論の取りまとめ」(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000062069.html)より
※4:厚生労働省「社会福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/shakai-kaigo-yousei/index_00012.html)より
※5:厚生労働省「精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直しについて」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05546.html)より
【「カイゴジョブ」について】
介護職向け求人情報サイト。ホームヘルパーや施設介護職員、ケアマネジャー、サービス提供責任者、生活相談員など、介護・福祉の仕事に特化した求人情報を提供。最適な事業者とのマッチングを支援しています。
URL:https://www.kaigojob.com/
【「ケア人材バンク」について】
ケアマネジャー・相談員向け人材紹介サービス。専任のキャリアパートナーが、求職者の希望をもとに最適な職場を紹介。業界に特化した経験とノウハウ、独自のシステムを活かした的確なサポートが可能です。
URL:https://www.carejinzaibank.com/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2024年3月31日現在)
従業員数:連結4,188人、単体2,754人(2024年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/