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学芸大学駅前に「カーサ・ビアンカ・カフェ」-シーン別に4フロア展開

バイオエタノール暖炉とそれを囲む大型テーブルを備えた「Casa Bianca Cafe」3階バーラウンジ

バイオエタノール暖炉とそれを囲む大型テーブルを備えた「Casa Bianca Cafe」3階バーラウンジ

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 学芸大学駅東口に「Casa Bianca Cafe(カーサ・ビアンカ・カフェ)」(目黒区鷹番3)がオープンして約1カ月が過ぎた。運営はユニマットダイニング(港区)。

音響映像機材も備えた「Casa Bianca Cafe」地階パーティースペース

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 イタリアンレストラン「IL PINOLO(イルピノーロ)」などの飲食店を、首都圏を中心に展開する同社の新業態店。グループ企業が所有する自社物件を生かし、その土地に合わせたコンセプトでリノベーションを行い出店する。同店のある駅周辺は大衆チェーン店が集積しているが、「それらの店とは違う土俵で、地元の方々にいろいろなシーンで利用いただける空間と付加価値を提供したい」と同社レストラン事業本部部長の酒井宏さん。

 場所は東横線高架線路沿いで、地上3階・地下1階のビル1棟。イタリア語で「白い家」を意味する店名から全体は白を基調としたファサードで、黒をアクセントにスタイリッシュな雰囲気に仕上げた。店舗面積は4フロア合計で333.76平方メートル。

 1階(客席30席)=カジュアルカフェ&ダイニング、2階(34席)=半個室(約10席)も備えたダイニング、3階(26席)=フロア中央にバイオエタノール暖炉を備えたバーラウンジ、地下1階(30席)=プロジェクターやDJブースなどの機材も用意したパーティースペースで構成。各フロアとも30人前後からの貸し切りにも対応する。

 メニューは「オーガニック」をメーンコンセプトに、ブランチ、カフェ、ディナー、バータイムにも対応。オリジナルメニューは、スフレのようなふんわりとした焼き上がりの「レモンとリコッタチーズのパンケーキ」(1,200円)、北海道産オーガニック小麦を使ったピザ生地に季節の素材をトッピングしてサラダ感覚で提供する「フラット ブレッド ピザ」(1,200円~)など。

 ブランチタイム(17時まで)は、パンケーキまたはフレンチトーストが選べる「ブランチメニュー」(1,600円、2,000円)を提供するほか、パスタやスイーツのアラカルトメニュー、オーガニックのコーヒー(500円)、ハーブティー(650円)などをそろえる。

 ディナータイムはイタリアンをベースにしたメニューで、「鶏の白レバーパテ クロスティーニ」(680円)、「アサリとムール貝のスプマンテ蒸し」(880円)などの前菜、魚・肉のメーンディッシュ(2,480円~)、パスタ(1,200円~)などをラインアップ。ドリンクはオーガニックワイン(全5種類、グラス=700円~、ボトル=3,500円~)、ビールやカクテル(以上700円~)など。

 平日は30代~40代を中心とした女性客、週末は家族客の利用が見られ、全体的にゆったりと過ごす客が多いという。「リビングルームにいながら『非日常』も楽しめるイメージの空間づくりで、特に地下フロアは子ども連れのママ友ニーズを見込んでいる。お茶や食事などの普段使いから集まりなどのハレの日まで、幅広くご利用いただけたら」とも。

 営業時間は11時~23時。

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