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兄と妹がアートを通して自分たちのルーツを探る作品展-自由が丘のギャラリーで

Mike Ming + Roran Miyahira 「Reflection and Scribbling Roots」展作品から

Mike Ming + Roran Miyahira 「Reflection and Scribbling Roots」展作品から

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 自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER GALLERY WORKSHOP(ディギナー ギャラリー ワークショップ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で1月8日から、「Mike Ming + Roran Miyahira 『Reflection and Scribbling Roots』」展が開かれる。

Mike Ming + Roran Miyahira 「Reflection and Scribbling Roots」展作品から

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 6歳までの幼少期のほとんどを沖縄で過ごし、その後はニューヨークで育った抽象画家マイク・ミンさんと、日本で育ち日本の伝統芸能・能の美に触れその形式や様式美を追求してきたフォトグラファーのローラン・ミヤヒラさん。同展は離れ離れの環境で育ち暮らしてきた兄と妹による初の作品展で、作品を通して「互いのルーツを探る」内容を予定している。

 マイクさんは1972年、ニューヨーク生まれ。ロチェスター工科大学BFAイラストレーション科卒業。ニューヨーク・ブルックリンを拠点に米国内のアートショーをはじめ、日本での個展・グループ展でも作品を発表している。

 ローランさんは2000年、静岡文化芸術大学入学。写真、能楽理論などを専攻し、2003年には同大学特別公開講座「薪能」狂言部門脚本も担当。能楽師・梅若猶彦さん著書「能楽への招待」への写真提供などがある。

 今回展示するのはマイクさんの絵画とローランさんの写真を合わせた約20点を予定。開催直前に2人の作品がそろうことから、「この180度違う2人の価値観や背景が展示を通した時、兄妹という血のつながりを色や構成といった『美の観点』に見ることができるのではないかと楽しみにしている」と同ギャラリーオーナーの鈴木宏信さん。

 開催時間は12時~20時(最終日は17時まで)。今月12日まで。

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