東横線・学芸大学駅近くの高架下に5月23日、量り売りのビンテージ古着専門店「KILO SHOP TOKYO(キロショップ東京)五本木店」(目黒区中央2、03-3792-9642)がオープンした。
カラータグごとに1キロあたりの価格を設定、1キロ=Tシャツやスカート4~5枚分に相当
キロショップは「選んで、計って、持って帰る」をスローガンに、仏パリで人気を集めるビンテージの量り売りアパレルショップ。日本1号店となる同店は、お金をかけずに個性的なおしゃれがしたい、みんなと同じような服は着たくないといった「感度の高い20代中心のファッションピープル」をターゲットに、常時約1万点のビンテージ古着をそろえる。
場所は駒沢通り沿いで、2004年まで事務所として使われていた高架下の建物を東急電鉄がリニューアルし、同日オープンした商業施設の2階部分。店舗面積は、1階コーヒーショップ「STREAMER COFFEE COMPANY」と合わせ491.95平方メートル。
取り扱うのは、ヨーロッパとアメリカで買い付けたアパレルがメーン。テイストはスタンダードからスポーツ系まで「スタイリングしやすい古着」をそろえる。そのほか、靴やバッグ、水着(レディスのみ)などのシーズンアイテムも。
量り売りのシステムは、各商品に「カラービップ」と呼ばれる4色のカラータグが付けられており、タグの色と重さで価格が決まる。1キロあたりの価格は、黄色=3,000円、赤色=4,000円、緑色=5,000円、青色=6,000円。売り場の数カ所に計量器が設置されており、タグと同じ色のボタンを押して商品を載せると重さと価格が表示される。
「生地の良い古着をセレクトしており、メークやスタイリストなどハイファッションを好む人にもおすすめしたい」と石塚紀彦店長。メーンターゲットは20代だが、「古着には抵抗があるような方でも年齢問わず、今までとは違う販売形態を楽しんで体験してもらえれば」とも。
営業時間は12時~20時。