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自由が丘「ピープル・ツリー」、フェアトレード・オーガニック綿デニムを販売

デニムブランド「Lee」とコラボしたフェアトレード&オーガニックコットンによるデニム「スキニー・デニム」

デニムブランド「Lee」とコラボしたフェアトレード&オーガニックコットンによるデニム「スキニー・デニム」

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 フェアトレードブランド「ピープル・ツリー」(世田谷区奥沢5)がデニムブランド「Lee」とコラボレーションしたフェアトレード&オーガニックコットンのデニムシリーズが注目を集めている。

(写真)インドの小規模農家で栽培されたオーガニックコットンの綿花とサフィア・ミニーさん

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 同商品は、フェアトレードで生産されたインド産オーガニックコットンの綿花をピープル・ツリーが日本に輸入し、リー・ジャパン(荒川区)のパートナー工場で紡績、織り、裁縫まで行う「メードインジャパン」にこだわった本格派デニム。

 オーガニックコットンを生産するのは、ピープル・ツリーの生産者パートナー「アグロセル」が支援するインドの小規模農家。それらの農家は種を外部から購入せず、在来種を守りながら自家採種しており、綿花も一つ一つ手摘みしているという。

 日本に届いた綿花は、オーガニックやエコロジー素材をメーンに生産する大正紡績(大阪府阪南市)で糸に作り上げ、染色された糸が広島の織工場で生地になり、秋田の工場でジーンズとして縫製されて完成する。

 1993年から日本でフェアトレードを広めてきたピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーさんは、「10年以上前からフェアトレードでオーガニックのデニムをピープル・ツリーのコレクションに加えたいと方法を探していた」といい、製品にオーガニックコットンを使用するなど環境活動に取り組んでいたリー・ジャパンと出合った。

 「こうして日本のものづくりと組み合わせたコラボデニムが実現して本当にうれしい」と喜びを見せるサフィアさん。サフィアさんが14年間一緒に働いているインドの綿農家の人々は、オーガニック栽培を行うようになってから子どもを学校に行かせられるようにまでなったという。

 商品ラインアップは「スキニー・デニム」(ブラック・ネイビー)、「ボーイズタイプ・デニム」(以上1万5,120円)、「ペンシル・デニムスカート」(ブラック・ネイビー、1万2,960円)、「メンズ・ストレート・デニム」(1万6,200円)の4種類。各商品ともS・M・Lの3サイズ展開で、すでに売り切れのサイズも出ているという。

 「スキニータイプはストレッチが程よく利いており、動きやすく苦しくないと好評をいただいている。フィット感には個人差があるので店頭で実際にはき比べていただけたら」とピープル・ツリー広報担当の鈴木啓美さん。メンズラインはワンデザインのみだが、「はきやすいシンプルなストレートライン。最初からはきこなしたような柔らかな素材感はオーガニックコットンならでは。軽やかさを味わっていただきたい」とも。

 販売は同ブランド直営店「ピープル・ツリー自由が丘店」(目黒区自由が丘3、TEL 03-5701-3361)ほか、Lee直営店などでも取り扱っている。

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