自由が丘南口に3月28日、シルバニアファミリーの体験型ショップ「シルバニアファミリー あそびのお部屋 自由が丘 Sylvanian Forest(シルバニアフォレスト)」(目黒区緑が丘2、TEL 03-3723-2070)がオープンした。
シルバニアファミリーは、エポック社(台東区)の女児用玩具として1985(昭和60)年に誕生。大人も対象とした「ドールハウス遊び」をコンセプトに、日本では現在3世代にわたって親しまれており、2014年現在、50カ国の子どもたちに愛されている。
30周年を記念して企画された同ショップはシルバニア村の世界を再現した「特大ジオラマ」をはじめ、自由にドールハウスで遊べる「プレーコーナー」、30周年の歴史を振り返る展示コーナーなどを設ける。
場所はスイーツのテーマパーク「自由が丘スイーツフォレスト」が入居する商業ビルで同フロア、旧「SPOON BREAD」跡。店舗面積は約25坪。エントランスに置かれた人気キャラクター・ショコラウサギちゃんのスタンド看板が目印で、店内は白を基調にムク材のフローリングやベンチで温かい雰囲気に仕上げた。
展示するのは「特大ジオラマ」をメーンに、窓側に面したショーケースでは定期的に内容が変わる「歴代のシルバニア」「海外のシルバニア」を紹介。自由に手に取れるドールのディスプレーや歴代CM映像なども用意する。数段上がった中2階風のスペースには子ども向けプレーコーナー、同伴する親や家族などの大人向けにテーブル席(約20席)コーナーも設けた。
同店は1年間の期間限定店舗で、常設展示のほか月替わりでキャラクターと遊べるイベントやワークショップなどを予定。詳細は公式サイトで確認できる。
営業時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~20時、4月6日までは10時~20時)。入場料は3歳以上500円。混雑時は1時間交代制。
同ショップは同社監修・協力の下、街のプロモーションなどを手掛ける「自由が丘コンテンツ・ラボ」(自由が丘1)が仲介し、地元・産業能率大学(世田谷区)経営学部の学生たちが運営を担う。アドバイザーには地元玩具店「おもちゃのマミー」(自由が丘1)が加わり、街と企業、店舗、大学が一体となって「自由が丘の新たなランドマークづくり」として地域活性化を目指すという。