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駒沢「東京ラーメンショー」始まる 初日は札幌・福岡・最強コラボが人気

単独初出店となる「拉麺 久留米 本田商店」(福岡県)の「元祖とんこつ生誕80周年!『濃厚』久留米スペシャル!」

単独初出店となる「拉麺 久留米 本田商店」(福岡県)の「元祖とんこつ生誕80周年!『濃厚』久留米スペシャル!」

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 駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で10月26日、日本全国のご当地・有名ラーメンを一堂に集めたイベント「東京ラーメンショー2017」が始まった。

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 第1幕(10月31日まで)、第2幕(11月1日~5日)の2部構成で、ご当地ラーメンや同イベント限定の有名店によるスペシャルコラボラーメンなど計36種類を提供する。

 初日は、ランチタイム前後から来場者が増え始め、「昼休みを使って同僚と食べに来た」とそれぞれのラーメンをスマホで撮影し合うサラリーマンや、「子どもとラーメンを楽しみたい」と話す親子連れ客の姿でにぎわった。

 初日12時時点で人気を集めていた上位ラーメンは、札幌みその「札幌 濃厚毛ガニ味噌(みそ)らーめん」、拉麺(らーめん) 久留米 本田商店の「元祖とんこつ生誕80周年!『濃厚』久留米スペシャル!」、今世紀最強タッグ・なんつッ亭×蒙古タンメン中本の「最強とんからマーラーみそラーメン」だった。

 同イベントでは単独初出店となる「拉麺 久留米 本田商店」(福岡県)は、とんこつ発祥地でラーメン激戦区といわれる久留米を代表する人気店。とんこつ生誕80周年を記念したメニューは「懐かしくて新しい『王道!久留米とんこつ』」がテーマ。同店で40年以上継ぎ足し炊き込んできたという「呼び戻しスープ」をベースに、コシの強い自家製麺、同店グループ・上海「麺屋 眞」からの逆輸入コラボ「久留米・肉辛みそ」、「有明産手もみのり」をからめながら食べる。

 今回はラーメンに使われる食材もバラエティーに富み、前半では「トリュフ」「カモ」(静岡・駿河拉麺會)、「エビみそ」(北海道・麺や虎鉄)、「カキ」(コラボ・麺や圧の×エビスコ酒場)などを使ったラーメンがそろう。中でも、食材に地元・群馬のブランド牛「上州牛」を使ったラーメン「上州牛特選塩そば」は、同イベント第1回(2009年)以来の登場となる「群馬上州牛実行委員会」(群馬)による9店舗合同のコラボラーメン。牛100%の塩ラーメンで、トッピングの「牛バラしぐれ煮」で上州牛の香りやうま味を感じさせながら、食べやすいあっさり系に仕上げている。

 同イベント実行委員長で、ラーメンデータバンク(目黒区)会長の大崎裕史さんは「今年は各店とも力が入っており、味のアレンジも豊富。私もまだ食べていないメニューやアレンジがあるので楽しみ。これから全メニューを食べる」と話していた。

 「今年は『高級食材』ラーメンあり、人気ブランド『札幌ラーメン』対決あり、そのほか見逃せないラーメンがそろう。さらに初となる『東京ラーメンショーグランプリ』ではチケット半券による来場者投票で人気ラーメンが決まる。皆さまの清き一票で盛り上げていただけたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時(10月31日、11月5日は18時まで)。雨天決行。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯850円。

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