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スペインのフィルム現像ラボが選んだベストショット作品展示 学大の書店で

「Best of the Year 2023 by Carmencita Film Lab」展示作品から

「Best of the Year 2023 by Carmencita Film Lab」展示作品から

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 企画展示「Best of the Year 2023 by Carmencita Film Lab(ベスト・オブ・ザ・イヤー2023 バイ カルメンチータ・フィルム・ラボ)が10月17日、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS(ブック・アンド・サンズ)」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で始まる。

「Best of the Year 2023 by Carmencita Film Lab」展示作品から

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 フィルム現像ラボ「CARMENCITA Film Lab(カルメンチータ・フィルム・ラボ)」は2012年、写真家のアルバート・ロイグさんによってスペイン・バレンシアに開設。フィルム現像とスキャニングを専門とし、職人技と現代的な技術を融合させたプリントで世界中のフォトグラファーから支持を得ている。

 同展は、同ラボが現像した写真の中から選んだ2023年度のベストショットをまとめた書籍「CARMENCITA BEST OF 2023」の刊行を記念したもの。約25点の作品を展示する。

 作品には、撮影者の名前と併せて使用したカメラ、使用したフィルムも明記しており、「フィルム撮影の表現の参考にもなる展示」(同店)という。

 同書のあとがきで「言葉で表現することがほとんど不可能な感情やニュアンス、空気感を、写真はどのように封じ込めるのだろうか?ベスト・オブ・ザ・イヤーを発表する度に、この問いが頭をよぎる」とし、「私たちが毎日扱う何千枚ものイメージの中で、一枚一枚のフレームが本来持っている卓越性を見過ごしてしまいがちだ。しかし、それこそがベスト・オブ・ザ・イヤーが重要な意味を持つ理由」と意義を説明する。

 10月19日には、同ラボのアルバート・ロイグさんを講師に迎え、フィルム写真のスキャンデータに特化したレタッチ・ワークショップを開講。 初級・中級者向けの内容で、画像編集ソフト「Adobe Lightoroom」を使い、カラートーンの合わせ方など実践を交えて講義する。開講時間は14時~17時。参加費は2,750円。同店オンラインストアで予約を受け付ける。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。11月5日まで。

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