全国のご当地・人気ラーメンを一堂に集めたラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2024」が10月24日、駒沢オリンピック公園（世田谷区駒沢公園1） 中央広場で始まった。

第2幕出店、伝説のご当地らーめん！汐留らーめん「復刻！汐留らーめん」

　2009（平成21）年に「東京ラーメンショー」として始まった同イベント。「東京ラーメンショーでしか食べられないラーメン」や、人気ラーメン店の店主らがタッグを組んだ「スペシャルコラボラーメン」などの提供で人気を集めてきた。今年はコラボラーメンが全14種類と多く、単独初出店は10店舗となる。

　第1幕（10月27日まで）、第2幕（10月28日～31日）、第3幕（11月1日～4日）の3幕構成・全12日間で展開し、提供するラーメンは総入れ替え制の計36種類（各幕12種類）。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯1,100円。

　第1幕は、全国各地のイベントや団体からの推薦によるラーメン店が出店。初出店は、中華蕎麦（そば）ひら井（東京）「つけ蕎麦」、中華そば丸田屋（和歌山）「中華そば（和歌山ラーメン）」など。コラボラーメンは、「ミスターラーメン」こと前島司さんと、「長野ラーメン界のカリスマ」と呼ばれる塚田兼司さんの「ラーメン侍」による、せたが屋×気むずかし家「旨辛（うまから）ネギチャーシューラーメン」、埼玉3店舗夢のコラボラーメンによる「比内地鶏と蛤の極上醤油（しょうゆ）そば」など。

　第2幕は、東京のイベント初出店のラーメン店が集まり、コラボによる出店で地域のラーメンを提供する。秋田香麺会（秋田）による「鴨白湯（パイタン）とオマールのマリアージュヌードル」や、新進気鋭！群馬新店コラボ（群馬）「上州地鶏の淡麗極上塩そば」、えびそば緋彩（ひいろ）×らーめんまるはち（愛知）「極 濃厚甘えび味噌白湯」など。このほか、数年ぶりの復活で当時の味を再現するという伝説のご当地らーめん！汐留らーめん「復刻！汐留らーめん」も出店する。

　第3幕は、全国各地のラーメンイベントで「行列ができる」というラーメン店が参加する。初出店は、白龍（大分）「大分佐伯ラーメン」、久留米ラーメンの人気店「拉麺（ラーメン）久留米 本田商店」の海外ブランド店「麺屋 眞（Makoto）」による「元祖とんこつ！『熟成』久留米ラーメン」など。コラボラーメンは、今年で発祥50周年を迎えた「家系ラーメン」の次世代を担うといわれる、TOKYO家系らーめん飛粋（ひいき）×革新家TOKYOによる「東京NEO家系鶏MAXらーめん」や、昔懐かしの山形中華蕎麦（山形）による「山形ラーメン鶏プルチキン」など。

　実行委員会は「全36店舗とも、実行委員としてはお薦めの店ばかり。昨年食べておいしかったところをリピートするのもいいし、初登場や初めての味の店を食べるのもいい。悩むのも、迷うのも、ラーメンイベントの楽しみ」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時30分～20時30分（ラーメンの受け渡しは終了20分前まで、各幕最終日は18時閉場）。入場無料。雨天決行。