自由が丘のカフェでアートを語り合う「サイエンスカフェ」-東工大院生が企画

「その感じ、テーブルの上へ ~アート×トーク×ダイニング~」
告知ポスター

「その感じ、テーブルの上へ ~アート×トーク×ダイニング~」 告知ポスター

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 東京工業大学(目黒区大岡山2)の大学院生が企画運営するイベント「その感じ、テーブルの上へ ~アート×トーク×ダイニング~」が3月28日、自由が丘北口にあるダイニングカフェ「TABLE MODERN SERVICE(テーブル モダン サービス)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5729-7160)で開催される。

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 同イベントは、東京工業大学 サイエンス &カルチャーカフェ ネットワークが主催するもので、サイエンスの枠にとらわれず、アート、映画、マンガなど幅広い「カルチャー」について気軽なカフェスタイルで語り合う。

 第2回目となる今回のテーマは「アートの見方」。メンバーが持ち寄った絵画、イラスト、CGなどのアートを通して参加者同士が語り合うことで、さまざまなモノの見方や考え方に気付き、別の視点を知ることで自分が感じた印象や驚きなどを表現するのが目的。

 企画メンバーを「理系のヒトビト」と呼ぶ、同大大学院理工学研究科の大関伸男さんは「分析的なモノの見方という意味で『理系のヒトビト』と表現した。アートを部分と全体、地と図などの視点で分解したり、それらを組み替えたりすることでいろいろな見方を提示することができる。それが科学的な視点にもつながるはず」と話す。

 トピックとなるアート作品は、自然と幾何学の関係で話題に上がるフラクタルの代表的なオブジェで、立方体に穴を空けた「メンガーのスポンジ」、幾何学的な形態の野菜「ロマネスコ」など数学・科学系アートのほか、エッシャーのトリックアートなど「参加者の皆さんがあまり見たことがないようなアートを紹介したい」(大関さん)とも。

 イベントはビュッフェ形式の2部構成。前半は、アートをきっかけにした参加者同士のコミュニケーションタイム。後半は、映像やアート書籍を手掛ける「フィルムアート社」編集長の津田広志さんをゲストに迎え、アート、ものを見るということ、それを通じたコミュニケーションについて対談形式のトークを行う。

 開催は17時~19時。参加費は1,500円(軽食・ドリンクを含む)。申し込みは、名前・参加人数・連絡先を明記の上、メール(n.oozeki@gmail.com)または電話(03-5734-2074)で受け付ける。定員40人。定員になり次第、受け付け終了。

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