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アルファベット26文字から連想する「切り絵」展-深沢「天童木工PLY」で

「ちょっきんきりえ展 vol.4 ABECEDA26」作品のひとつ、アルファベット「E」から連想したエレファント(象)の親子

「ちょっきんきりえ展 vol.4 ABECEDA26」作品のひとつ、アルファベット「E」から連想したエレファント(象)の親子

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 天童木工オフィシャルショップ「天童木工PLY(プライ)」(世田谷区深沢4)で現在、きりえアーティストYUYAさんの作品展「ちょっきんきりえ展 vol.4 ABECEDA26」が開催されている。

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 昨年12月以来の新作展となる今回は、チェコ語でアルファベットを意味する「ABECEDA(アベツェダ)26」をテーマに、アルファベットの各文字から連想される言葉とモチーフを表現した作品26点を展示する。

 YUYA(ユウヤ)さんは1996年に武蔵野美術大学建築科卒業、現在は切り絵を用いたイラスト作家として活動する。作品は、ミッドセンチュリーの商業美術を思わせるモダンな色使いやシンプルな構図が特徴。従来の「切り絵」の枠にとらわれない自由な雰囲気と、誰もが思わずほほ笑んでしまうような温かい作風で、作品展を重ねるごとに人気を集めている。

 「今回はアルファベットから言葉を考えて作品を作っていったので、いろいろなモチーフがあってそこが楽しいところかと思う。いい意味で力を抜いて『自由に、楽しく、ざっくり作る』そんな雰囲気に仕上げ、より自然に見えるように形や切り方にもこだわった。見てくださった皆さんからも『今までの作品とはまた違いますね』と感想をいただいている」(YUYAさん)。

 会場内は前回に引き続き、音楽文筆家で「Cafe Apres-midi」の選曲やCDライナー・ノーツなどを手掛ける吉本宏さん選曲による音楽、同店で取り扱う家具をコラボレート。選曲はすべて前回と異なる内容で、作品とともに新たな空間を楽しむことができる。

 営業時間は11時~20時。今月13日まで。同9日、10日、12日はYUYAさん在廊予定。

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