自由が丘で「スリランカナイト」-スリランカの文化や音楽を紹介

J9 RADIOが学用品や制服支給などのサポート活動を行うスリランカの小学校の様子

J9 RADIOが学用品や制服支給などのサポート活動を行うスリランカの小学校の様子

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 自由が丘南口エリアにあるメリックスホール(世田谷区奥沢5)で11月12日、「スリランカナイト自由が丘 2009」が開催される。主催はJ9 RADIO(世田谷区尾山台1)。

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 同イベントは、今年5月に内戦終結したスリランカを多くの日本人に知ってもらいたいと、スリランカにまつわるスペシャリストを迎えて「スリランカの今」を紹介するもの。スリランカの観光地に関する映像、日本では入手困難なスリランカ音楽のCDやDVDの紹介のほか、ビュッフェスタイルでスリランカカレーやセイロンティーなども楽しめる。

 J9 RADIOは、日本でIT企業を手がける来日20年のチャンナ・ナワラトナさんが2005年に始めたスリランカ音楽の情報サイト。前年12月に発生したスマトラ沖地震で、スリランカ国内外の災害情報ツールの少なさを痛感したことがきっかけで開設した。同サイトでは、日本語DJによるスリランカの音楽やサーフィン情報を紹介するインターネットラジオ番組、スリランカでのボランティア活動報告なども掲載する。

 イベントを企画したことについて、ナワラトナさんは「日本には現在約2万人のスリランカ人が住むといわれているが、日本の皆さんはスリランカのことをあまり知らないのが実情。毎年代々木公園で開催される『スリランカ・フェスティバル』にも参加しているが、この『スリランカナイト』はもっとフレンドリーな雰囲気の中でスリランカと日本の輪を広げていきたい。今後も定期的に開催できたら」と意欲をみせる。

 当日は、スリランカでのボランティア活動でも知られるTBSアナウンサー秋沢淳子さんが司会を務め、スリランカの建築家ジェフリー・バワの建築物を取材したライターにむらじゅんこさんを迎えてのトークコーナー、スリランカ象の排せつ物で作ったリサイクルペーパーにスリランカの孤児院の子どもたちが描いた絵を印刷したカレンダーなどの販売も予定している。

 参加料は3,000円(食事含む)。問い合わせ・申し込みはメールchanna@jnine-it.com(日本語可)で受け付ける。

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