自由が丘経済新聞の今年上半期PV（ページビュー）ランキング1位は、昨年末にオープンした「自由が丘に上海名物『焼き小龍包』店－地元老舗店秘伝の味を再現」が1位に輝いた。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10記事中8本は、スイーツやカフェ、レストランなど飲食店のニューオープンに関する記事で、そのうち2本は「上海（1位）」「シンガポール（4位）」のアジア発日本1号店に注目が集まった。

　上位10位のランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. 自由が丘に上海名物「焼き小龍包」店－地元老舗店秘伝の味を再現（1/6）2. 「自由が丘駅前広場」整備計画案をワークショップ形式で公開（2/16）3. 自由が丘の住宅街にシェイク専門店－ソフトクリームベースの新スタイル（4/15）4. シンガポールの人気ティーサロン「TWG Tea」、自由が丘に日本1号店（5/25）5. 神戸で人気の布地専門店「CHECK＆STRIPE」、自由が丘に2号店（3/4）
6. 自由が丘「モンサンクレール」辻口パティシエが「BE@RBRICK」とコラボ（2/8）
7. 岡山生まれの米粉パン＆スイーツ専門店、自由が丘に都内1号店（4/23）
8. 奥沢にテークアウト専門パティスリー「ラ・ファリーヌ」（5/14）
9. 等々力の住宅街に本格フレンチ－フレンチアレンジのカフェフードも（4/19）
10. 「黒船」自由が丘本店、カフェを増床リニューアル－スイーツ新メニューも（2/26）

　これまでも自由が丘エリアには、「都内初」「日本初」などの新店が進出しているが、今年上半期は1位・4位のほか、3位のシェイク専門店「ハリケーン ミキサー」、岡山生まれの米粉パン・スイーツ専門店「和良（わら）」（7位）、アメリカ生まれのシュガーレスキャンデー専門店「ドクタージョンズ・キャンディーズ」（12位）など自由が丘発の専門店出店が多く見られた。

　ニューオープンの話題がランクインする中、2位につけたのが自由が丘の玄関口「自由が丘駅前広場」整備計画案に関する記事。現在の進行状況について、自由が丘商店街振興組合に確認したところ、「工事業者が決定し今月下旬には工事着工の予定。これまで駅前広場で開催してきた盆踊り大会（8月）などのイベントは、一時は開催も危ぶまれたが、工事と並行して実施できるよう関係各所で準備を進めていく」という。

　自由が丘駅前広場の完成は来年3月を予定しており、これに関連した新しい動きが出てくることも期待される。