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自由が丘で「日本酒を学ぶ会」-洋食とも合う日本酒の飲み方提案

自由が丘で初の開催となる「日本酒を学ぶ会」では、日本酒とイタリアンの合わせ方を楽しむ内容に

自由が丘で初の開催となる「日本酒を学ぶ会」では、日本酒とイタリアンの合わせ方を楽しむ内容に

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 自由が丘のイタリアンレストラン「イルスーゴ 自由ヶ丘店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5701-2515)で2月21日、日本酒コーディネーター大竹智子さん主宰による「日本酒を学ぶ会」が開催される。

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 講座は「日本酒と料理の相性」をテーマに、香りと味の異なるさまざまな日本酒を比較試飲後、同店のイタリア料理との合わせ方を楽しみながら「文化としての日本酒」を学ぶ内容。

 講師の大竹さんは1973(昭和48)年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、飲食業界勤務を経て、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)認定利き酒師の最高資格「酒匠(さかしょう)」を取得。SSI研究室の専属テイスター、日本各地の日本酒講座やセミナーの講師も務めるほか、国内外の日本酒流通業務にも携わっている。

 「多くの方が『日本酒は和食としか合わない』と思われているが、実はストライクゾーンは広い。洋食や中華、スイーツにも合うタイプや飲み方がある」と大竹さん。当日試飲するのは、一般的な日本酒と比べて精米歩合が80%と高い秋田の地酒「天の戸 美稲(うましね)」、地元東京の蔵元が手がけた熟成酒など計5種類。

昨今、日本酒がワイン人気に押され、さらに有名銘柄にこだわる一部のマニアやオタクのものになっている状況に危機感を抱くという大竹さん。「銘柄は無名でも日本各地においしい日本酒があることを知り、自分の国の酒を文化として誇りに思ってもらえれば」と期待を寄せる。今後は日本酒とさまざまな料理を楽しむ同会を自由が丘エリアで定期的に行い、4月からはよみうり文化センター自由が丘で「利き酒師」の資格講座も開く予定。

 開講時間は19時~22時(途中の入退場は自由)。参加料は8,500円(試飲、食事代、抽選で土産進呈)。定員約10人。申し込みは大竹さんの公式サイトで受け付けている。

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