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駒沢で大橋歩さん挿絵展-村上春樹さん連載「村上ラヂオ」挿絵版画54点

刊行された「サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」(マガジンハウス)の表紙を飾る、大橋歩さんの銅版画

刊行された「サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」(マガジンハウス)の表紙を飾る、大橋歩さんの銅版画

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 駒沢の自由通り沿いにある「イオグラフィック ショップ アンド ギャラリー」(目黒区東が丘2、TEL 03-5779-7389)で7月12日、「村上ラヂオ3 挿絵展覧会」が始まる。

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 雑誌「an・an」に連載された村上春樹さんのエッセー「村上ラヂオ」が7月9日、1年分の連載をまとめた「サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」(マガジンハウス)として刊行されたのを記念して開かれる同展。同ショップ&ギャラリーのオーナーでイラストレーターの大橋歩さんは、同エッセー連載開始時より挿絵版画を担当している。

 挿絵をイラストレーションではなく版画にしたのは、「2000年に村上さんの連載エッセーが始まり、『挿絵を銅版画で』と頼まれて1年間させてもらった(のがきっかけ)」と大橋歩さん。翌年には同連載をまとめた「村上ラヂオ」が単行本化された。

 2001年以降は休載が続いていたが、2010年に村上さん×大橋さんのコンビで連載復活。2011年「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」の単行本に続き、今回は3冊目となる。

 同展では、大橋さんが昨年3月末の連載分から1年間手掛けた銅版画の原画54点を展示。作品サイズは270ミリ×280ミリで、作品は全て販売も行う(各2万7,300円、額縁込み)。期間中、「サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」の書籍も販売。

 今回の刊行にあたり、大橋さんは「村上春樹ファンの私は、イラストレーターとして最高にうれしく幸せな仕事をさせてもらいました」とコメントしている。

 営業時間は12時~19時。今月17日まで。

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