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駒沢の東京五輪女子バレー試合会場で閉館イベント-「東洋の魔女」も集結

1964年東京オリンピックでバレーボール競技のメーン会場として使われた、駒沢オリンピック公園総合運動場「屋内球技場」

1964年東京オリンピックでバレーボール競技のメーン会場として使われた、駒沢オリンピック公園総合運動場「屋内球技場」

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 駒沢オリンピック公園総合運動場(世田谷区駒沢公園1)で5月17日から、1964年東京オリンピック会場となった施設の閉館イベント「屋内球技場・第一球技場メモリアルイベント」が開催される。

1964年東京五輪当時、参加国の国旗が掲揚されていた「駒沢通り」の様子

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 老朽化に伴う改修工事で閉館となるのは、全日本バレーボール女子が金メダルを獲得した「屋内球技場」と、ホッケー会場として使われた「第一球技場」の2施設。

 期間中、両施設の見学やバレーボールとホッケーの記念試合、子ども向け球技体験講座、オリンピアン参加イベント、閉館式典などを予定している。

 1964(昭和39)年のオリンピック映像や当時の様子を伝える写真なども展示する「施設見学」は、屋内球技場が17日~25日=10時~19時(25日は17時まで、19日は休館)、第一球技場が20日~25日=10時~17時(同15時まで)。入場自由。

 さまざまな球技の元日本代表選手らが子どもたちを指導する体験型クリニック「ボールゲームフェスタ」(25日=9時30分~15時)は、小学1~3年生と保護者のペアでボール遊びやバレーボールを体験する「ボールであそぼう!」、バレーボール・ホッケー・ラグビー・サッカーの4種目を体験する小学4~6年生「キッズチャレンジ」の2コースを開講する(事前申込制、参加無料)。

 イベント最終日、屋内球技場で行われる「クロージングセレモニー」(25日=15時~16時40分)には新旧の女子バレーボール選手が登場。高校生女子バレーボールスペシャルマッチ(下北沢成徳vs共栄学園)終了後、「東洋の魔女」と呼ばれた東京五輪女子バレーボール元日本代表選手8人があいさつを行う予定。

 「1964年当時の興奮と感動を振り返るノスタルジーであると同時に、来る2020年の開催も見据えた内容になっている。両世代に楽しんでいただき、2020年東京オリンピックへの機運を高めていきたい」と東京都スポーツ文化事業団・同運動場サービス担当者。

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