日本製雑貨とアパレルのセレクトショップ「katakana(カタカナ)自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5731-0919)で現在、「スモウ展 2015初場所」が開かれている。
(写真)くすっと笑える力士キャラ「おはぎやま」シリーズのアイテム
東京・両国国技館で行われる大相撲初場所の時期に合わせ、「相撲」をモチーフにした日本製雑貨を集めた同展。昔ながらの相撲土産とはひと味違う、ユニークな相撲グッズを取りそろえた。
関西出身の文具店主と関東出身のデザイナーによる雑貨ブランド「西東(さいとう)」が手掛ける力士キャラ「おはぎやま」シリーズ。「かいだし」「ちゃんこ」「そうじ」など、クスッと笑える力士の日常の姿が描かれている。主な商品は消しゴム(200円)、メモパッド、ポチ袋(以上400円)、手拭い(1,100円)、カレンダー(1,500円)など。
プラバンアクセサリー作家として知られるイラストレーターの福家聡子さんの作品は、横綱の土俵入りで見られる「四股」「雲竜型」などの所作や、ヨーロッパ出身のやせ型力士「ソップ型」や曲げが結えない「ざんばら髪」の力士などを描いたユニークな作品が目を引く。同店とのコラボ新作・プラバンブローチ(1,300円)、キーホルダー(650円)、ピアス(1,500円)など。
このほか、昔ながらの相撲土産「決まり手組湯飲み」や絵付け職人が力士をユーモラスに描いた有田焼小皿(850円)、同店で子どもから大人まで人気を集めているという定番商品「トントン紙ずもう」(1,500円)なども。(以上、税別)
女性客の多い同店で、過去に相撲をモチーフにした商品が「ひそかな人気」を集めたことから「当店らしい視点で、これまで相撲に興味がなかった方にも楽しんでもらえるグッズを探してみようと思った」と店主の河野純一さん。
最近では「相撲女子」も現れるなど、相撲ブームが復活の兆しを見せている。「大人になってあらためて相撲を見てみると、シンプルだけど奥深い魅力が分かるようになってきた。今後は当店にゆかりのある作家とのコラボで『相撲』グッズを増やしていきたい」とも。
営業時間は11時~20時。1月22日まで。