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自由が丘で「小さな町と人」展 町を拠点に集まった世界の「もの」「食」を紹介

世界各国のもの・食を伝える専門店や人々を集めた「小さな町と人」展会場の様子

世界各国のもの・食を伝える専門店や人々を集めた「小さな町と人」展会場の様子

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 自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER GALLERY WORKSHOP(ディギナー ギャラリー ワークショップ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で現在、企画展「小さな町と人」が開かれている。

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 東京・下北沢周辺を活動拠点に、独自の視点で切り取った世界各国の「もの」「食」を伝える専門店や人々を集めた同展。世界の風景を捉えた写真やZINEなどのアート、ハンドメードのアパレル・雑貨、アメリカやヨーロッパ、アジアなど国際色豊かなフードなどを展示販売し、ものと食の両方から「旅を感じる」内容となっている。

 同展を企画した一人、「ピリカタント書店」の西野優さんは2012年、本と日用品を販売する食堂を下北沢でオープン。現在は店舗を持たない「旅する」スタイルで、本とフードをキーワードに各地でイベントやワークショップを開いている。西野さんによれば、今回の参加者は旧店舗をきっかけに人から人へと派生してつながっていった仲間たちで、「これからの社会を作っていく20代後半から30代の『私たちの世代』が中心に集まった」という。

 参加者は「iruinai」、古本カフェ・バー「気流舎」、スペシャルティコーヒー専門店「COFFEA EXLIBRIS」、デザイナー&編集者ユニット「san」、廃材を使った額縁などのオーダー家具店「NOTEWORKS」、古着店「hickory」「FILM」、中津箒の作り手・吉田慎司さん、 「DMB Production」、ウェブショップ「Re-Angle」、レストラン「アリク」「Anjali Curry Spice Food」、「かまいキッチン」、タイ料理「とびら」、ハワイ・イタリア・メキシコ料理「バレアリック飲食店」、ピリカタント書店。

 中には、普段はデザイナーだがベトナムの民芸品をセレクトしたり、ブックデザイナーがフォトグラファーと組んでZINEを制作するなど、本業を超えた人と人とのつながりが見られるのも同展ならでは。「自分たちのこだわりや視点で世界各国から集めてきたものにはすべて背景がある。見たり、食べたりしていただくことでその先にある歴史や文化、見方、生き方なども想像してもらえた」とも。

 開催時間は12時~20時。5月10日まで(会期延長の場合もあり)。

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