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婦人服ブランド「ドゥクラッセ」、創業の地・自由が丘に旗艦店

白壁に「柄」をディスプレーし、ボックス下にはその柄を使ったアイテムをラインアップする「DoCLASSE wand 自由が丘店」店内

白壁に「柄」をディスプレーし、ボックス下にはその柄を使ったアイテムをラインアップする「DoCLASSE wand 自由が丘店」店内

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 自由が丘南口の商業ビル「wando(ワンド) 自由が丘 east」に4月22日、婦人服ブランド「DoCLASSE(ドゥクラッセ)」(世田谷区)の旗艦店「DoCLASSE wand 自由が丘店」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5726-9346)がオープンした。

「肌色を明るく見せる」カラー展開も豊富で、 ネイビー、ベージュ、ライトグレーなどが人気だという

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 米大手アパレル通販の日本支社長を務めた林恵子社長が2007年に創業し、40代~50代のミドルエージに向けたレディス&メンズ服を手掛ける同社。

 自由が丘にあった林社長の自宅ガレージを拠点にカタログ通販事業を始め、ターゲット層の体形をカバーしながらトレンドを取り入れた商品で人気を集める。カタログ会員数は現在約145万人。会員からの「試着がしたい」との声に応え、全国の百貨店、商業施設をメーンに直営店25店を展開する。

 場所は南口九品仏川緑道沿いの路面で、「アディダス ブランドコアストア自由が丘」跡。売り場面積は66坪。店舗デザインは設計事務所imaが手掛け、同ブランド服の特長である「柄」のデザインを引き立たせる白の壁面やモルタルの床、開放感のある高い天井を取り入れた。半円球状に仕切った個室を並べ、その売り場ごとにテーマを設けてカタログを見るような回遊の楽しさも演出する。

 商品は、「40代以上のくすみがちな肌色を明るく見せる」とフラワープリントやペイズリープリントなどの柄ものが特に人気を集めており、同店ではTシャツだけでも約50柄、全体では150~200もある柄の中から季節などに応じて絞り込んだものをラインアップする。アイテムは、トップス(2,990円~4,990円)、ボトムス(3,990円~)、ワンピース(7,990円~)など。バッグ、アクセサリーなどの「店舗限定」商品も取りそろえる。

 岡田峰昌COOは「当社の創業地として思い入れのある自由が丘で、こうした新しいドゥクラッセを表現できるのはうれしいこと。理想的な路面の立地が見つかり、私たちの強みである『柄』をうまく表現できる店が出来上がった」と話す。

 これまでカタログ通販を通じての販売を主軸としてきた同社だが、「店舗ビジネスが新たな局面に入ってきていることから、これからは『すてきな』『おしゃれな』店として進化させていきたい。気軽に普段着のまま入っていただける店にできれば」とも。

 岡田COOは「今後、同様の大型店舗を、私たちのイメージが発信できる土地と考える二子玉川や銀座などにも出店していきたい。約35坪前後の小型店舗の出店も加速していきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。

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