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駒沢「東京ラーメンショー」始まる 初日は最強コラボ・石川・三重・京都が人気

第1幕でイベント単独初出店「ラーメン工房 ふくや」(大分)の「炭焼き厚切りチャーシューとんこつ」

第1幕でイベント単独初出店「ラーメン工房 ふくや」(大分)の「炭焼き厚切りチャーシューとんこつ」

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 日本全国からご当地・有名ラーメンを一堂に集めたイベント日本最大級のラーメンイベント「東京ラーメンショー2019」が10月24日、駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)中央広場で始まった。

ソラノイロ×野菜だし(Byカゴメ)「彩り野菜のベジ醤油(しょうゆ)ラーメン」

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 第1幕(10月29日まで)、第2幕(10月30日~11月4日)の2部構成で展開し、提供するラーメンは前半・後半で総入れ替え制の計36種類(18種類×2部)。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯880円。

 初日は、ランチタイム前から来場者が増え始め、「今日は朝食を抜いてきたので肉ガッツリ系から食べたい」と意気込む男性から、「地方ならではの特徴があるラーメンをぜひ味わいたい」と話す夫婦まで、幅広い世代の姿が見られた。

 初日12時30分時点で人気を集めていた上位ラーメンは、蒙古タンメン中本×せたが屋(コラボ)「二大ラーメン神の至極の神うまラーメン」、金沢麺達兼六会(石川)「濃厚味噌『炎・炙』肉盛そば ~金沢天然醸造味噌2019ver~」、おいしい野菜を使ったみそらぁめんのお店 すみれ津本店(三重)「松阪牛ミンチと伊勢海老のみそらぁめん」、拳ラーメン(京都)「京鴨ノドグロ煮干しそば」。

 会場で配布する公式プログラムには、各店が提供するラーメンの詳しい情報と共に「ここだけ限定メニュー」「過去出店アンコール選出」「グランプリ&仕事人 受賞再出店」「単独初出店」「ユーザー リクエスト選出」のアイコンが付けられている。

 第1幕でイベント単独初出店となったのが、「ラーメン工房 ふくや」(大分)の「炭焼き厚切りチャーシューとんこつ」。味のジャンルは「大分で独自進化した」という豚骨味で、豚骨スープに大分県産の鶏を使った鶏白湯(ぱいたん)スープを合わせている。「大分にも100%豚骨ラーメンはあるが、鶏と豚を合わせた味は昔からある流れ。大分は鶏の消費量が全国1位でもある。東京の皆さんに大分の豚骨ラーメンをぜひ食べていただきたいと今回出店した」と同店を経営するヤマナミ麺芸社(大分市)の吉岩正純さん。

 たっぷり野菜と厚揚げがトッピングされたラーメンで目を引いたのが、ここだけ限定メニューで「企業×店舗」初コラボとなった、ソラノイロ×野菜だし(Byカゴメ)「彩り野菜のベジ醤油(しょうゆ)ラーメン」。スープには野菜飲料を手掛けるカゴメが数種類の野菜のうま味を摘出したという「野菜だし」を使い、ベジソバで知られる「ソラノイロ」(千代田区)の特製しょうゆダレと香味油を合わせたしょうゆラーメンに仕上げた。「ここだけでしか食べられないラーメンなので、ぜひ味わっていただけたら」と同店。

 イベント実行委員長で「ラーメンデータバンク」(目黒区)の大崎裕史会長は「第1幕に出店する18種類のラーメンのうち、ノドグロや松阪牛など実際に店では出していないものが約半数もあり、私もまだ食べていない味。これから全制覇したい」とも。

 開催時間は10時~21時(各幕最終日の10月29日、11月4日は18時まで)。雨天決行。入場無料。 

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