東急大井町線で急行運転開始-新型デザイン「6000系」登場

自由が丘駅に停車中の東急大井町線急行「6000系」

自由が丘駅に停車中の東急大井町線急行「6000系」

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 東急電鉄(渋谷区)は3月28日より、大井町線の急行運転を開始した。急行列車用に新型車両「6000系」(6両編成)を導入し、朝ラッシュ時(上り)の二子玉川駅~大井町駅間(途中停車駅=自由が丘・大岡山・旗の台)の所要時間を6分短縮して18分で結ぶ。

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 急行運転は、田園都市線の朝のラッシュ時における混雑緩和施策の一環。これにより田園都市線から都心方面へ向かうルートの選択肢を増やし、混雑緩和を図る狙い。

 今年1月から試運転が行われていた新型車両「6000系」が同日、自由が丘駅にも姿を見せた。現行車両8000系、9000系がオールステンレスの車体側面に赤色のラインが入ったシンプルなデザインだったのに対し、新6000系は「都会的なシャープさと先進性を表現したスタイリッシュなデザイン」(同社)。流線型ボディーの前面部から上部へと鮮やかな赤色が、側面には大井町線カラーのオレンジ色のラインが入り、車両デザインを大きく一新した。

 急行停車駅となる自由が丘駅は、急行列車が6両編成となるため(各駅停車は従来通り5両編成)昨年より同駅改良工事を行い、ホームを旧車両基地側へ延伸した。1時間あたりの運転本数は、朝ラッシュ時=20本(急行5本)、日中=12本(4本)、夕ラッシュ時16本(4本)、土曜・休日の日中~夕刻=12本(4本)。

 同社は3月26日、大井町線二子玉川駅~新駅「溝の口駅」までの延伸時期を来年6月とすることを発表した。二子玉川~溝の口間(営業2.0キロメートル)を複々線化し、全16駅、営業キロ12.4キロメートルの路線となる。これにより、溝の口~大井町間の朝のラッシュ時の所要時間が現行31分(各駅停車)から22分(急行)に大幅に短縮される。

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