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シャトレーゼ、自由が丘に都心向け新業態「ヤツドキ」 軽食楽しめるカフェも併設

自由が丘北口・学園通り沿いにある「YATSUDOKI 自由が丘」外観

自由が丘北口・学園通り沿いにある「YATSUDOKI 自由が丘」外観

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 菓子メーカー「シャトレーゼ」(山梨県甲府市)が3月11日、自由が丘に都心向けブランド「YATSUDOKI(ヤツドキ)」の新店舗「YATSUDOKI 自由が丘」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-9113)をオープンした。

YATSUDOKIオリジナル商品「八ヶ岳明野町契約農場うみたて卵のプリン」

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 シャトレーゼは現在、国内534店舗、海外63店舗を展開。昨年9月に立ち上げた新ブランド「YATSUDOKI」は、自社工場を構える山梨・八ヶ岳や末広がりの「八」、「おやつ時」にちなんで名付け、八ヶ岳の自然をイメージした高級感を打ち出す「都心型プレミアムブランド」に位置付ける。

 同ブランドはこれまで、銀座、表参道に4店舗を展開。5店舗目となる自由が丘は、銀座みゆき通り店に次ぐ「カフェ併設店舗」で、ケーキや焼き菓子、アイスクリームなどの「手土産やオフィスでの需要に応える」オリジナル商品に加え、カフェでは自社ワイナリー直送のワインなどのアルコールやパスタなどの軽食メニューも提供する。

 場所は自由が丘北口エリア、学園通り沿いの路面店で旧「cafe & pancake gram 自由が丘店」跡。店舗面積は約30坪、店内奥にテーブル席20席のカフェスペースを用意する。

 同社の商品は、地元の契約農家や牧場から材料を直接仕入れ、自社工場で商品を作り、各店舗に発送する「ファームファクトリー」システムを採用する。ブランドの主力商品は、標高1000メートル以上にある八ヶ岳南牧村の農場で生産された牛乳と、明野町の農場による「コク豊かな」特別飼育卵を使った「八ヶ岳明野町契約農場うみたて卵のプリン」「八ヶ岳南牧村契約農場しぼりたて牛乳のカスタードシュー」(各270円)。

 今村勇紀店長の「お薦め」カフェメニューは、ヨーロッパ産発酵バターを練り込んだ専用自家製パンに20時間以上かけて卵と牛乳をしみ込ませたという「八ヶ岳ブッシュドフレンチ PREMIUM」(1,100円)、静岡県産ブランドイチゴを主役にしたパフェグラスの中で「味の変化」が楽しめるという「グロリアス・トーチ(栄光の聖火)~紅ほっぺ種苺(いちご)と焦がしバウムのパフェ~」(1,650円)、「YATSUDOKI発酵バターソフト&焼きたてフィナンシェ」(489円)。

 ランチタイム(15時まで)は、「八ヶ岳牛乳と明野の卵でつくったカルボナーラ」(ミニサラダ、コーヒーまたは紅茶付き=1,320円)などのパスタやサラダメニューをそろえる。

 ワインは、無ろ過・非加熱で「飲みやすく」仕上げた「自社ワイナリーで作った樽(たる)出し生ワイン」をカフェメニュー(赤・白=グラス418円、デキャンタ=1,320円)と、自宅で楽しめるよう店頭販売(初回ボトル付き=911円、2回目以降ボトルなし=754円)で提供する。

 今村店長は「オープンから女性を中心に、学生から主婦層まで幅広いお客さまが来られる。このエリアには『シャトレーゼ』の出店がないので、スイーツの街といわれる自由が丘で『YATSUDOKI』ブランドを広げていきたい。カフェの軽食メニューのラインアップも広げていけたら」と意気込む。

 営業時間は10時~22時。

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